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理科がおもしろくなる12話 岩波ジュニア新書
902円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 2001/08/20 |
| JAN | 9784005003792 |
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理科がおもしろくなる12話
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理科がおもしろくなる12話
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
理科が面白くないのは…
理科が面白くないのはなぜか。そのところを変えてやることでぐっと面白い学問になる。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジュニア新書、侮れないよな。 原子力のお話もそうなのだけれども、 よく解説してもらうと、それが便利な反面 とてつもなく環境には 悪影響を及ぼしていることには驚くばかりです。 驚きだったのはよく成分名を聞くDDT 恐ろしいほどに行けない代物です。 そして、人工成分の宿命といえる耐性。 相手だって進化をするのです、 耐性を身に着けるんですよ。 なんというか人の生活活動は きちんと意識しないと有害でしかない…
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残念ながら読み終えてみるとかなり内容が薄かったといわざるを得ない。岩波ジュニア新書の読みやすさは好きなのだけれども、こういうパターンが多いのは残念でならない。要するにあれこれかいつまんで話してしまっているから、途中途中の細かな展開みたいなのをすっ飛ばしてしまっているわけでそういう...
残念ながら読み終えてみるとかなり内容が薄かったといわざるを得ない。岩波ジュニア新書の読みやすさは好きなのだけれども、こういうパターンが多いのは残念でならない。要するにあれこれかいつまんで話してしまっているから、途中途中の細かな展開みたいなのをすっ飛ばしてしまっているわけでそういうのは、結局結果だけ読むのと変わらなくてあんまり頭には残らないんですね。じゃなくて、過程がどうなっているのかっていうことをしっかりとつかんでいくことで、知識が有機的に体系付けられ整理され分類され自由に使いこなせるようになっていくわけで、そもそもおもしろくなるとあった割には、地球環境の問題などを訴えている部分が多くてこのあたりはタイトルとずれるのではないかと思わずにはいられなかった。新書にあれこれ期待するのはどうかとも思うのだけれども、こういった具合に薄いイントロダクションとして終わってしまうくらいならば、一つのテーマに絞ってじっくり迫っていった方がいいのになあと思わずにはいられない。そうすれば新書でもかなり深い議論がなされうることもある。もちろん、それでもうまくいかない場合もたたみうけられるが、それがうまく機能することだってありうる。まあ、イントロダクションであったって、しっかりと一つの軸みたいなのが通っていればやはり一冊が有機的に浮き上がってくるとは思うのだけれども。とりあえず、同じく岩波の「数学がおもしろくなる12話」と「たのしむ数学10話」に期待したいところである。ただ分野ごとに分けられた、科学史概説を読んでいると思えばわかりやすくていいのかもしれない。これは高校生というよりは中学生向けかもしれない。理科の問題は解けるものの、いまいちそれを実生活というか、現実世界に適応させられていない人(勉強としてだけ済ませてしまっているタイプの人)には効果的な一冊とも言える。ただ、ちょうど中学理科の内容を思い出したいところだったので個人的にはわりと使えたが、タイトルにふられているような面白さははっきり言ってない。やはり内容が浅くなってしまっていることと、それゆえに概論をなぞっているだけで本質的なところにせまれていないからであろう。
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