商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 太田出版 |
発売年月日 | 2007/07/01 |
JAN | 9784778320447 |
- コミック
- 太田出版
デメキング 完結版
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デメキング 完結版
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
1960年代~70年代の少年たちの世界に、怪獣デメキングの足跡が!しかも「平成」と書いてある。 解説もしている浦沢直樹の20世紀少年をほうふつとさせる物語だが、このデメキングはSFというか文学的な結末が用意されている。 都会を踏み潰す幻想の怪獣の正体は、なんと詩人だったのである。...
1960年代~70年代の少年たちの世界に、怪獣デメキングの足跡が!しかも「平成」と書いてある。 解説もしている浦沢直樹の20世紀少年をほうふつとさせる物語だが、このデメキングはSFというか文学的な結末が用意されている。 都会を踏み潰す幻想の怪獣の正体は、なんと詩人だったのである。 映画のほうを先に見ていたが、印象が全然違った。
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書き下ろしが無くともつまらないのでは。著者が見据えていた以上のことを深読みするのは好まない。著者が何も考えていないと言っているのだから、それまでの作品なのでは。
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田舎でくすぶる冴えない男が、東京が近い未来に大怪獣に襲われるビジョンを幻視して、一人黙々と迫り来る大怪獣との対決に向けて何かできることはないかと模索するという話。 男がたらたら過ごしたり、怪獣のことを考えたり、たらたら過ごしたり、怪獣のことを考えたり……という様が淡々と描かれて...
田舎でくすぶる冴えない男が、東京が近い未来に大怪獣に襲われるビジョンを幻視して、一人黙々と迫り来る大怪獣との対決に向けて何かできることはないかと模索するという話。 男がたらたら過ごしたり、怪獣のことを考えたり、たらたら過ごしたり、怪獣のことを考えたり……という様が淡々と描かれていく。不思議な漫画。 巻末で作者も語っているように色々と不完全で不細工。いたるところに綻びが見えるのだが、それでも突き放しきれない魅力があって、特に何が起きるというわけでもない話なのだが強く同情・共感させられてしまう。 どうしようもないボンクラがどうかして人生がひっくり返るような一発逆転のカードを手にすることで、ぱっとしない人生になんとか光明を見いだそうとするという構図が『太陽を盗んだ男』的で良かった。 ただやはり未完であることが残念。 最終的にどこにもたどり着けないまま唐突に話が終わってしまっていて、これはちょっと酷すぎる。 今回の「完結版」では最後に2ページ分加筆されてるのだが取って付けた感があって、こんなオチなら尻切れで終わっていた方がいいとすら思った。
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