商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2006/09/29 |
JAN | 9784103019312 |
- コミック
- 新潮社
パーマネント野ばら
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パーマネント野ばら
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商品レビュー
3.9
41件のお客様レビュー
どたばたしながら生きる女たち。人生の悲哀と滑稽と。高知のあっけらかんとした開放的な雰囲気も感じた。ラストにはぐっときた。
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パーマネント野ばらは、村の女たちの懺悔室。恋に泣き、怒る女たちが、愚痴り、励まされ、少しだけ綺麗になった後に何も状況は変わっていない日常へと戻っていく。 愛だの恋だのをばかにしちゃいけない。神秘化してもいけない。それらがなくても生きてはいけるけれど、たしかに近くにあるものだから。...
パーマネント野ばらは、村の女たちの懺悔室。恋に泣き、怒る女たちが、愚痴り、励まされ、少しだけ綺麗になった後に何も状況は変わっていない日常へと戻っていく。 愛だの恋だのをばかにしちゃいけない。神秘化してもいけない。それらがなくても生きてはいけるけれど、たしかに近くにあるものだから。 私にはまだまだ経験不足な、生活の中の虚しさも悲しさも優しさも全部詰まっていた本でした。この良さがわかる日が来てほしいような、来てほしくないような。
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泣いた。 年取らないと分からない話だなーと思いました。 単に年取っただけでも、分からない。 色々に恋をされたり、したり。その恋も、惰性だったり願いだったり、向こう側に何かを求める恋でないものだったり。 そうしたものの一つ一つを横目で見ながら、人生がゆっくりゆっくりなんのことな...
泣いた。 年取らないと分からない話だなーと思いました。 単に年取っただけでも、分からない。 色々に恋をされたり、したり。その恋も、惰性だったり願いだったり、向こう側に何かを求める恋でないものだったり。 そうしたものの一つ一つを横目で見ながら、人生がゆっくりゆっくりなんのことなく過ぎていって、遠目に見ればばからしいけど愛おしかったり、くだらなくて惨めだけど懐かしかったり、その美しいようで美しくもない時間の蓄積をこんな風に描けるなんてすごい。
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