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山田風太郎明治小説全集(八) エドの舞踏会 ちくま文庫
1,210円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 1997/08/27 |
| JAN | 9784480033482 |
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山田風太郎明治小説全集(八)
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山田風太郎明治小説全集(八)
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
明治時代における高官…
明治時代における高官夫人の生き様を描く。表向きは男たちの戦いである明治維新も、女たちも含めた全ての人間の人生に影響を与えるものだった。
文庫OFF
鹿鳴館ダンスパーティーに貴婦人を誘うよう命を受けた山本権兵衛と大山巌婦人を狂言回しに江戸から明治に生きた女性たちを描いた連作集。 森有礼夫人のエピソードが実話だとしたらかなりの驚き。舞台は江戸だが江戸の遊女の強さが感じられる。
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幕末に活躍した大立者が明治の元勲となり、その妻達も大いに活躍していた時代。 だいぶ前の作品ですが、さすが山田風太郎、面白い! 若き日の山本権兵衛が陸軍中将・西郷従道の命で、大臣らの妻を訪ねて歩くという連作短編。 鹿鳴館を建てたものの、舞踏会への出席者が少なく、特に女性が足りない...
幕末に活躍した大立者が明治の元勲となり、その妻達も大いに活躍していた時代。 だいぶ前の作品ですが、さすが山田風太郎、面白い! 若き日の山本権兵衛が陸軍中将・西郷従道の命で、大臣らの妻を訪ねて歩くという連作短編。 鹿鳴館を建てたものの、舞踏会への出席者が少なく、特に女性が足りないため、大山捨松とともに、説得してほしいというのだ。 大山巌の妻の捨松はアメリカに長く留学していたから、舞踏会もお手の物。 でも、抵抗を感じる女性も多かったんですね。 明治政府の主要な人物はほとんど、花柳界の出の女性を妻にしていました。 もと芸者とか、そういう社交に慣れた女性。 当時の政治は、欧米の見様見真似。外国から来る政治家は夫人同伴で、それを迎える方も夫婦で顔を揃えなくてはならない。 深窓の令嬢では務まらなかった、と。 登場するのは井上馨、伊藤博文、山県有朋、黒田清隆、森有礼、大隈重信、陸奥宗光、ル・ジャンドルの奥方たち。 伊藤博文は遊び人で、奥様もそれ相応の意地を見せます。 黒田清隆は暴力をふるう男だったが天才的なところがあり、おとなしくなった後は輝きがなくなったとか。 欧米に憧れて万事西洋風に暮らし揶揄されるほどだった森有礼の家庭の、思いがけない落とし穴。 ル・ジャンドルと結婚したが外国人と相容れず、子を手放した妻の切なさ。 山本権兵衛自身も、娼婦を見初めて海軍仲間と拉致したというとんでもない結婚だったのですが、熱愛ぶりには胸を打たれます。 娼婦といっても、身分を失った侍の娘がやむなく店に来たばかり。 冒険譚といってもいい様々な結婚のいきさつや、その後に起きた事件、夫婦仲のなりゆき。 現代では考えられないこだわりも面白く読めました。 明治の政治家もそれぞれに違うタイプの大物で、破天荒。 とにかく奥方たちが気丈で賢く、たくましい。 作者が女性たちの運命に深く共感し、その強さをたたえているのが印象的でした。 どれぐらいが実話で、どこまでがありそうな話で、どこからが完全な創作なのかわかりませんが。 前々から聞き知っていた事実からして、十分ありそうな話が多いのかなと思います。
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