商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 1997/04/30 |
JAN | 9784396205867 |
- 書籍
- 新書
千曲川殺人事件
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
千曲川殺人事件
¥880
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
川シリーズ第8弾。 偽者の茶屋さんは、それは真面目な方だったそうです。 しかし、本当の茶屋さんの偽者であれば、到底、真面目な方で通りそうもないのですが。 偽者をやろうというのだから、ちゃんと茶屋さんのことを研究していたはずなのに。 もしかしたら、作中の「名川シリーズ」での茶屋...
川シリーズ第8弾。 偽者の茶屋さんは、それは真面目な方だったそうです。 しかし、本当の茶屋さんの偽者であれば、到底、真面目な方で通りそうもないのですが。 偽者をやろうというのだから、ちゃんと茶屋さんのことを研究していたはずなのに。 もしかしたら、作中の「名川シリーズ」での茶屋さんは、 かなり美化して書かれているのかもしれません。 ……… 「今度、茶屋次郎をこの店に連れてきてやろうか?」 と言ってみた。 「えっ。島根さん、茶屋次郎を知ってるの?」 「ああ。友達だもの」 「初めて聞いた。ほんとに?」 「ずっと前からの知り合いだよ。彼が売れないころのことも知っている」 「うわあ。尊敬しちゃうわ。で、茶屋先生って、どんな人なの?」 「本に出ている写真のとおり、ちょっといい男だけど、助平で、女に手が早い。 女とみたら手当たり次第っていう感じだな」 「茶屋先生のこと、そんなふうに言わないで」 「だって、ほんとなんだよ」 「イメージこわれちゃうな。……だけど、ここへ来たら、女のコを誘うかしら?」 「誘うだろうな。飲み屋へ行って、誘わなかったことがないから。」 「茶屋先生が来たら、わたしずっとついていよう」 「誘われたいのかい?」 「女のコなら、一度は抱かれてみたいと思う男性だもん」 チクショウ、嫌な男だ。誰よりも先に茶屋を殺してやりたいくらいだと、文章は思ったものだ。 ………
Posted by