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少年H(下) 講談社青い鳥文庫
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少年H(下) 講談社青い鳥文庫

妹尾河童(著者)

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少年H(下) 講談社青い鳥文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2002/06/27
JAN 9784061485914

少年H(下)

¥792

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

戦争のおろかさを知る…

戦争のおろかさを知るとてもよい本だと思います。多くの若い人に読みつがれていって欲しいです。

文庫OFF

2010/05/28

戦争の恐ろしさを改め…

戦争の恐ろしさを改めて感じた。東京大空襲といわれてもあまりぴんとこないと思うが、そのすさまじさに驚いた。明日生きているかもわからない、死と隣り合わせの中で生活する恐ろしさは想像できない。けれどこの作品は、恐ろしさだけではなくそれに立ち向かっていく人間の強さみたいなものもいたるとこ...

戦争の恐ろしさを改めて感じた。東京大空襲といわれてもあまりぴんとこないと思うが、そのすさまじさに驚いた。明日生きているかもわからない、死と隣り合わせの中で生活する恐ろしさは想像できない。けれどこの作品は、恐ろしさだけではなくそれに立ち向かっていく人間の強さみたいなものもいたるところにあり、そこにも魅力を感じた。

文庫OFF

2014/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遊びに悪戯に忙しい少年Hの目線から描かれる戦争の話。中学生~戦後、仕事を始めたところまで。 読了後1ヶ月以上経ってしまったので… 終戦後、教練射撃部の先輩が銃器庫の鍵を三つつけました。 その理由は、もし教練射撃部の銃が終戦反対派に奪われ、抗戦に使用されたたら国家的問題になってしまうので、それを防ぐためでした。 Hとたいして歳が変わらないのに、広い視野を持っていると驚きました。 Hが「とうとう終わりましたね。本当に良かった」と言いました。 私の感覚でも、戦争が終わることは”良いこと”です。 しかしHは先輩に殴られました。Hを殴った先輩は泣いていました。先輩の父は出征後、生死不明、母は重症、家は焼けてしまっていました。明るく良かったというには気持ちが追いつかないのでした。 その先輩も含めたメンバーでHは銃を埋葬しました。 戦後の教練射撃部の行動には、なにか胸が詰まるものがありました。 銃にしみ込んだH達の想いが、一緒に埋められて、そして新しい道を歩みだしたように思います。

Posted by ブクログ

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