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ゴルディオスの結び目(4) チャンピオンC
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ゴルディオスの結び目(4) チャンピオンC

野瀬尚紀(著者)

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ゴルディオスの結び目(4) チャンピオンC

429

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 2007/04/06
JAN 9784253211147

ゴルディオスの結び目(4)

¥429

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2023/08/12

全4巻の中で、ミステリに寄っていたり、イカサマのトリックが凝っていたりしていた。ミステリとギャンブルの塩梅が上手かった。主人公の印象は、勉強はできないが起点が効くこと、あるクイズサイトの挑戦権を獲得し続けたいから100問中99問しか正解しない(全問正解してしまうと殿堂入りし、クイ...

全4巻の中で、ミステリに寄っていたり、イカサマのトリックが凝っていたりしていた。ミステリとギャンブルの塩梅が上手かった。主人公の印象は、勉強はできないが起点が効くこと、あるクイズサイトの挑戦権を獲得し続けたいから100問中99問しか正解しない(全問正解してしまうと殿堂入りし、クイズサイトの挑戦権が失効)、巨乳好きぐらいだった。主人公の印象は描かれているが、主人公の深掘りがあまりないせいか主人公に対して掴みどころがなかった。序盤で主人公はなぜ推理力が身についたのか、なぜマジックやギャンブルが好きなのかのエピソードがあれば、主人公の背景を知ることができるので掴みどころが生まれ、より魅力的な主人公に育っていたと思う。ミステリのトリック(特に『ローズバット邸の殺人』)、ギャンブルのイカサマ(特に『ハエと角砂糖』)の出来が高いので主人公のキャラクター造形がしっかりしていれば、より面白くなり、4巻で打ち切りにはならなかったかもしれない。

Posted by ブクログ

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