商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2007/04/23 |
JAN | 9784063722871 |
- コミック
- 講談社
チェーザレ 破壊の創造者(3)
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チェーザレ 破壊の創造者(3)
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
借りたもの。 ドミニコ修道会の怪僧・サヴォナローラの台頭。 そして大学の学生団の派閥争いがそのままルネサンスの縮図となっている。フランス団が幅をきかせはじめている。「フィレンツェの軍事力が脆弱なせい」という台詞は、国防において軍隊の重要性――それを持たず傭兵で賄っていたが故に独立...
借りたもの。 ドミニコ修道会の怪僧・サヴォナローラの台頭。 そして大学の学生団の派閥争いがそのままルネサンスの縮図となっている。フランス団が幅をきかせはじめている。「フィレンツェの軍事力が脆弱なせい」という台詞は、国防において軍隊の重要性――それを持たず傭兵で賄っていたが故に独立した立場が不安定な商業都市国家であるフィレンツェ――を浮き彫りにする。 ニッコロ(マキャヴェリ)が指摘する、共和制の人間であるアンジェロと君主制の人間であるチェーザレ…相いれない立場の二人が語る互いの正論は、民衆の視点だったという言葉に、国を動かす人間が求められている姿勢を垣間見る。 アンリに純粋に否を説くアンジェロ。 その後に発生するアンジェロ、チェーザレ達とアンリの追いかけっこ(笑)に抱腹絶倒。 その後のシリアスな展開にも唸らせられるけれど… イベリア半島のレコンキスタが世界や後世に及ぼした負の遺産は数多あれど、あの時スペインが優れたものに触れ「学んだ」のは事実。 中世の価値観を一蹴し、現実的(現代的)なものの見方をするチェーザレに魅了される。 そして釘を刺すように「あれに傾倒すればするほど――」「おまえはいずれチェーザレに失望する」と最後のページは締めくくられる。上手い。 解説には、今回でてきたピサをはじめとする建築物とその写真を合わせた解説つき!
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こんな十代の頃から、大人顔負けに政治を行うなんて。お父様はどんな環境でどんな教育をしたんだろう? ミゲルの言う通り、アンジェロがいつか裏切られそう。
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ただただチェーザレがかっこいい。アンリとの戦いで「人種が違おうが信仰が違おうが優れたものは優れているのだ 学んで何が悪い。」というセリフが痺れる。あいかわらず、アンジェロがいいコントラストを生んでいる。 そしてついにマキァヴェッリ登場。
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