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ゴーレムの挑戦 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス9
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ゴーレムの挑戦 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス9

ピアズ・アンソニイ(著者), 山田順子(訳者)

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ゴーレムの挑戦 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス9

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1994/04/30
JAN 9784150201937

ゴーレムの挑戦

¥924

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2025/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんな生き物の言葉も理解し、語ることができるゴーレムのグランディ。 もともとは木切れと布でできたものだったが、魔法の力で命を得たけれど、体のサイズは変わらなかったので、いまだに人々から軽く扱われているのが気に入らないところ。 確かに最初からグランディは旅の仲間で、最初の主人公ビンクが今となっては60歳の年寄りとなっても、彼だけは誰からも軽く扱われているような気はする。 でも、通訳として、一番多くの冒険に出ているんだけどね。 というわけで、今度の旅は通訳ではなく、グランディがリーダーとなって出かけることになる。 もちろん体が小さく、したがって力もないので戦力的には今までと同じくほぼ役立たずではあるけれど。 アイビィの友だちである谷ドラゴンのスタンリーを探すには、象牙の塔へ行けとよき魔法使いハンフリーは言った。 その象牙の塔にいたのは、海婆に捕らえられているラプンツェル。 グランディアはラプンツェルを救い出し、海婆の目論見を暴くのだが、世間知らずで人を疑うことを知らないラプンツェルを一人にするわけにもいかず、旅をともにすることになった。 このシリーズはどれも自分探しの冒険であり、ボーイ・ミーツ・ガールの話でもある。 今作も例外ではなく、これまで本人的にはコンプレックスもあったかもしれないが、息をするように悪口雑言が口から出てくるグランディは、決してヒーローではなかったはずなのに、ラプンツェルの目を通したグランディは正義感の塊なのである。 「いや、そんな男じゃないんです」とグランディが言うたびに、好感度が上がる。 今までとは真逆だ。 そしてグランディが幸せになるところで、このシリーズの第一期が終了。 正直言って、いい大人がワクワク読むような本ではないと思うけれど、それでも面白いんだよ。 目的が達成されることは最初から分かっているのに、どうやって危機を乗り越えるのか、いつもドキドキしながら読んでしまう。 まったくもって読書は楽しい。

Posted by ブクログ

2012/01/22

時間かかっちゃったナー。そしてアンソニーさんはロマンス大好きだな。ちょっとそのへんでうんざりしてしまった。 あとさ、王子、あれ、エルフの皆さんいいの? 不安なまま終幕でびっくりした(笑)

Posted by ブクログ

2008/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怪物退治のまじないのせいで谷ドラゴンのスタンリーが行方不明になって、はや三年。王女アイビィは、なんとかスタンリーを捜し出そうと必死になっていた。そこに名乗り出たのがゴーレムのグランディ。首尾よくスタンリーを連れ帰ったあかつきには、英雄になるのも夢ではない。よき魔法使いハンフリーの助言にしたがってベッドの下の怪物の背に乗ったグランディは、スタンリー捜しの旅に出発した。大人気シリーズ第九弾   1998年9月8日購入  2003年6月27日再読

Posted by ブクログ