商品詳細
内容紹介 | 内容:白薇童子.鬼茨.螢火夜話 |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 1994/06/18 |
JAN | 9784309009179 |
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雪花草子(きらぞうし)
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雪花草子(きらぞうし)
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商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
あぁぁぁ、素敵でした。いや、素敵では言葉足らずです。長野さんを読み始めて、まだ日は経っていませんが、ますます長野さんワールドに引き込まれた気がします。 確かに同性愛要素はかなり強く、特に2話目の描写は思わず顔をしかめてしまうようなところがあり、人によってはかなりのアレルギーが出...
あぁぁぁ、素敵でした。いや、素敵では言葉足らずです。長野さんを読み始めて、まだ日は経っていませんが、ますます長野さんワールドに引き込まれた気がします。 確かに同性愛要素はかなり強く、特に2話目の描写は思わず顔をしかめてしまうようなところがあり、人によってはかなりのアレルギーが出る人もいると思います。ですが、その表面的な要素の下に隠されているあの独特の世界観は長野さんの持ち味であり、この雪花草子はそれを感じることのできる著作だと私は思うのです。 これからこの著作を読む人には表面的なものにとらわれず、その奥の世界観を感じてほしいなぁと思っています。 姿見の美しい少年たちが魅せるそのもろい一面に引き込まれること間違いなしです。 挿絵も世界観を壊さずに素敵な色味を与えていて、よかったです。 今回は友達に貸してもらったので、自分で買いそろえている途中です
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今回初めて長野まゆみさんの本を読んだのだが……。 もうやばい、何がやばいってとにかくやばい。 日本語で感想が表現できないぐらい、衝撃を受けました。 ところで、三篇全てが見目が麗しい少年を中心に活躍する話なのですが。 話のキーポイントを握るのは、いつも母親ないし母親代わりの女性で...
今回初めて長野まゆみさんの本を読んだのだが……。 もうやばい、何がやばいってとにかくやばい。 日本語で感想が表現できないぐらい、衝撃を受けました。 ところで、三篇全てが見目が麗しい少年を中心に活躍する話なのですが。 話のキーポイントを握るのは、いつも母親ないし母親代わりの女性であることに意味はあるのだろうか?
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※このレビューにはネタバレを含みます
「白薇童子」「鬼茨」「蛍火夜話」の短編3つ。 平安か鎌倉時代のさまざまな身分の少年たちのちょっとミステリアスな話。 今まで読んだ長野作品の中で一番同性愛要素が強かったのではなかろうか。 昔の時代の話だけどミステリアスでちょっと怖い。 妖怪よりも人間が一番恐ろしいと、ラストの「蛍火夜話」を読んで思った。 そして少し切なかった。
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