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僕の殺人 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/ |
| 発売年月日 | 1993/10/15 |
| JAN | 9784061855038 |
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僕の殺人
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僕の殺人
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
殺人シリーズの第一弾…
殺人シリーズの第一弾で著者のデビュー作。私は事件の被害者であり、探偵でありというような手垢の付いたようなトリックに挑んでいる。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「僕」はこの事件の最大の犠牲者であり、加害者であり、探偵であり、証人であり、さらにトリックそのものであった…という作品。「僕」は、この事件の記述者でもある。 真相 犠牲者 「僕」は、祖父の遺言によって美術品を相続するためだけに生み出された存在であり、この事件の最大の犠牲者である。 加害者 「僕」はこの事件の動機そのものである。「僕」の誕生が原因で母が死に、雄一郎や叔父までも命を落としたため、加害者といえる。 証人 記憶を失っているものの、事件の全貌を目撃した重要な証人でもある。 探偵 記憶を取り戻すため、事件を調査し、再構築した「探偵」役でもある。 トリック 雄一郎は、自分の子が祥子と慎二郎の子であることを知り、自分の子を殺害し、誘拐してきた子供とすり替えた。「僕」はそのトリックそのものだった。 評価 大田忠司は、どの作品もそつなく仕上げるタイプの作家だと思うが、処女作である『僕の殺人』は彼らしくないやや尖った作品である。処女作ゆえに、文章力や構成力に未熟さが見られる部分もある。 フリーライターの小林伸吾の存在にはリアリティに欠ける印象があり、登場人物の追い詰められた際の行動も説得力に欠ける。また、個々の人物の書き分けが不十分で、深見と小林の関係性についても偶然性が強すぎるため、必然性を感じにくい。 物語としての完成度はやや劣るものの、全体的な迫力は確かに存在する。しかし、泉という少女には中学生らしい人間味が感じられず、雄一郎を殺害した真犯人が泉であるというオチも、必然性が薄い。慎二郎と「僕」の対決となる病室のシーンも、緊迫感に欠けていた。 プロット自体は優れており、小説技術が磨かれた段階でこのプロットが扱われていれば、傑作になった可能性がある。しかし、その未完成さや粗削りさが、ある意味でこの作品の魅力ともいえる。 総合的に評価すると、★3といったところだろう。
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青春本格ミステリとあるのですが、青春モノとも本格とも言い難い感じでした。なんとなく主人公が好きになれなかったので入り込めず。ラストは結構好みでした。
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