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母よ嘆くなかれ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 法政大学出版局 |
| 発売年月日 | 1993/11/10 |
| JAN | 9784588682070 |
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母よ嘆くなかれ
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商品レビュー
3.6
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■ 感想 原題は『決して成長しなかった子ども(The Child Who Never Grew)』で、障害のある娘の母となった作家が綴った手記。 生後すぐに判明したわけではなく、3歳になっても言葉を話せない娘を見てようやく変だと思い始めた話などはリアル。自身が言葉を生み出すこ...
■ 感想 原題は『決して成長しなかった子ども(The Child Who Never Grew)』で、障害のある娘の母となった作家が綴った手記。 生後すぐに判明したわけではなく、3歳になっても言葉を話せない娘を見てようやく変だと思い始めた話などはリアル。自身が言葉を生み出すことを生業にしている人だけに、なおさら胸を痛めただろう。 人間は「避けることのできない悲しみを知っている人と、まったく知らない人の二種類に分けられる」という箇所が印象的。 わたし自身は子どもと無縁の身だけど、悲しみとのつきあい方には学ぶところがあった。 ■ まとめ ★ 悲しみには、和らげられるもの、和らげられないもの、という根本的にちがう2つの種類がある。和らげることのできない悲しみは生活を一変させ、悲しみそのものがそのまま生活になってしまう。それでもその悲しみを、時間をかけて十分に受け入れると、おのずと新しい道が開ける。悲しみが喜びをもたらすことはないが、悲しみの中から生まれた知恵は幸福をもたらすことができる。 Q. 自分の子どもが障害を持って生まれたらどうすればいい? A. 障害のある子どもの親はさまざまな問題に直面するが、最も本質的な事柄は、もし親が先に死んでしまっても子どもが生きていけるように、あらかじめ然るべき準備を整えておかなくてはならないということ。すなわち、安全、日々の糧、住むところ、そして親切を子どもに保証すること。どんな子どもであっても幸せになる権利があるのだから、きっとこの子が幸せになれる場所はあると信じて、希望を持って子どものための居場所を探し、あるいは居場所をつくってやることが大切。 Q. 障害のある子どもをもった悲しみにどう耐えていったらいい? A. 残念ながら、その悲しみを和らげることはできない。それでもその悲しみを抱きつつもどうにか生きていくには、①あるがままの現実をそのままに受け入れ(「これが私の人生なのだ。わたしはそれを生きぬかなくてはならないのだ」)、②自分の生活をとり戻し、悲しみとともに暮らす中でも楽しめることは大いに楽しむように意識する(暮らしの中に慰めを見出だす)ことが大切。
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知的障害も持つ娘を葛藤の果てに受け入れ、人間として尊厳を保ちながら生きていくための居場所を見つけていく試み。
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和らげる事の出来る悲しみは生活によって助けられ、癒す事の出来る悲しみ。和らげる事の出来ない悲しみは生活をも変化させ、悲しみ自身が生活になってしまうような悲しみ。そんな苦しさから這い上がった母は、障がいのある子供から学んだ。
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