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コリオリの風 「同時代」の女性歌集 1992
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
| 発売年月日 | 1993/01/20 |
| JAN | 9784309008073 |
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コリオリの風
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コリオリの風
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商品レビュー
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「はるかなとき、とおいところ」への憧れ。それを歌人は実際に感じているという。繊細な感覚に脱帽する。「杳(とお)い世のイクチオステガからわれにきらめきて来るDNAの破片」「雪の日はわたくしの尾も長く垂れユラ紀にあてて手紙かきいる」「瑠璃紺の始祖鳥の胸かがやきて宇宙空間にふれるこなゆ...
「はるかなとき、とおいところ」への憧れ。それを歌人は実際に感じているという。繊細な感覚に脱帽する。「杳(とお)い世のイクチオステガからわれにきらめきて来るDNAの破片」「雪の日はわたくしの尾も長く垂れユラ紀にあてて手紙かきいる」「瑠璃紺の始祖鳥の胸かがやきて宇宙空間にふれるこなゆき」「しんしんと雪ふりしきる夜ならばあきらめられよう あきらめたこと」「焼けた梁のようにちいさく見えている夕焼けのなかの夢の竜骨」「鰭、刺、突起あまたあるものを沈めて海はとどろきている」「<赤方偏移>美しい言葉を読みさして宇宙の一点にある本を閉ず」「あげ気味のいつぽうの眉わすれえぬキリエ・エレイソン無垢なる五月」「なにごともなくゆうらりと日が過ぎる 水惑星にかぜは咲きいで」「世界の上にそびえる伽藍の鐘が鳴る あなたが生まれかはりしみどり」「ビッグバンの光ほろほろ海に降りぼくらは終わりをだけ待っていた」「ルクソールははるかなるべし金管のきよきはらわた鳴りとよむまで」「一本の木が鳴りはじめる あれは天を鉱物の夢がとおってゆくのだ」「温室のドームにほそき雨ふりて大循環の水のゆくえは」「きたる世も吹かれておらんコリオリの力にひずむ地球の風に」「光のあざを浮かべて水は流れゆく 竜なりし日のわれの髄液」「歯を抜きし三日はたえず口中に血の味ありきわれもジュゴンも」「なだらかな砂漠に沈みしランボーの一本の足 海竜の耳骨」「サーカスの天幕のさきとがりいて星を刺したるままに揺れたり」
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井辻さんの歌集は初めて。後書きの通り「はるかなとき、とおいところ」に思いを馳せるとか、そこと今とが連続している途方もなさとかを詠んだ作品が多く、遠くを見ているだけあって好きな歌は刺さる。 「恐竜だの星だのは、あまり切実な素材とはみなされない」のは何となくわかる気がする。でも私には...
井辻さんの歌集は初めて。後書きの通り「はるかなとき、とおいところ」に思いを馳せるとか、そこと今とが連続している途方もなさとかを詠んだ作品が多く、遠くを見ているだけあって好きな歌は刺さる。 「恐竜だの星だのは、あまり切実な素材とはみなされない」のは何となくわかる気がする。でも私には星や恐竜が必要な時もある。科学と幻想、空想を舫うような。
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『水晶散歩』と『吟遊詩人』で歌人としても好きになりました。 形式がどんなものであれ、彼女の言葉はファンタジーの世界の言葉なのだなあとつくづく思います。 これも全然見つからないけど。
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