商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 1993/12/10 |
JAN | 9784103562078 |
- 書籍
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風樹の剣
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風樹の剣
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
北方健三の剣豪小説シリーズ物というのに興味を引かれて読み始めたけど・・いささか冷酷過ぎる。残酷と言うより、無感覚みたいに人を斬るし、折角の登場人物をあっさり消してしまうし・・勧善懲悪までは求めないけど一部やり過ぎの感じあり。主人公の父探しで明かされた状況については、それほどの衝撃...
北方健三の剣豪小説シリーズ物というのに興味を引かれて読み始めたけど・・いささか冷酷過ぎる。残酷と言うより、無感覚みたいに人を斬るし、折角の登場人物をあっさり消してしまうし・・勧善懲悪までは求めないけど一部やり過ぎの感じあり。主人公の父探しで明かされた状況については、それほどの衝撃なし。あ~そうかって印象。まぁ、北方作品だから・・とても好感の持てぬ主人公だが、これから少しはまともになるのかな・・結局時代劇ハードボイルドと言うのか、厚みが出るのを期待して読み続けてみましょう。
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最近は欲しい本のタイトルをしっかりと手帳に書き込んでいる(上)(下)巻や数字が明記されているものであれば迷わないのだがシリーズものとしてそれぞれにタイトルが異なり長編となっているとやっちまったぁ~となるときも少なくはない。 シリーズの1作目を中抜けで読むのは普通なら違和感を感じ...
最近は欲しい本のタイトルをしっかりと手帳に書き込んでいる(上)(下)巻や数字が明記されているものであれば迷わないのだがシリーズものとしてそれぞれにタイトルが異なり長編となっているとやっちまったぁ~となるときも少なくはない。 シリーズの1作目を中抜けで読むのは普通なら違和感を感じるものだが、この作品にそう言った感覚を与えるものはなかった。5部作の最初の作品で主人公の日向景一郎の青年期を描いた作品となります。 「風樹の剣」 景一郎の中ではもしかして一番過酷で辛い物語になるのかもしれない。完成される前の日向流の景一郎の前に立ちはだかる敵は兄弟子であり、父の森之助であった。加賀藩から次々に送られてくる刺客と戦いつつも祖父に倒す相手と言われた父を鹿児島まで追い詰めていく…追い詰める?探したのか?真実を知るため?結果的にはすべてが当てはまりそうなのだが、そこは北方節!あくまでもハードボイルドな剣客を描いていた。 シリーズ初回でこんなクライマックスを迎えてもさらに続く4作品が同等以上に面白いから素晴らしい!
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