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クリスマス・ファンタジー ちくま文庫
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クリスマス・ファンタジー ちくま文庫

アンソロジー(著者), シーベリイ・クイン(著者), チャールズ・ディケンズ(著者), アーサー・マッケン(著者), アイザック・アシモフ(著者), 風間賢二(編者)

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クリスマス・ファンタジー ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:道 シ-ベリイ・クイン著 荒俣宏訳. 墓掘り男を盗み去った鬼どもの話 チャ-ルズ・ディケンズ著 北川悌二訳. 新クリスマス・キャロル ア-サ-・マッケン著 安野玲訳. 岸の彼方へ A.ブラックウッド著 紀田順一郎訳. クリスマス・プレゼント ゴ-ドン・R.ディクスン著 風間賢二訳. ガニメデのクリスマス アイザック・アシモフ著 浅倉久志訳. クリスマスの出会い ロ-ズマリ-・ティンパリ-著 安野玲訳. ジャックと火の国の王女 メアリ・ド・モ-ガン著 安野玲訳. ハッピ-・バ-スデイ、イエスさま フレデリック・ポ-ル著 浅倉久志訳. クリスマスの恋 フランク・R.ストックトン著 風間賢二訳. 幸運の木立ち H.ラッセル・ウェイクフィ-ルド著 田中誠訳. サ-ロウ氏のクリスマス・スト-リ- ジョン・ケンドリック・バングズ著 安野玲訳
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1992/12/04
JAN 9784480026675

クリスマス・ファンタジー

¥789

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2019/12/28
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クリスマスの素敵なアンソロジー。装丁も可愛い! 「道」…ローマ軍?歴史もの?と思いきや、サンタクロース伝説をもとにしたファンタジー小説。クラウスが強い!訳は荒俣宏氏。美しい言葉選び。 「墓掘り男を盗みさった鬼どもの話」…「クリスマス・キャロル」のスクルージ爺さんの原型?うん、わかるわかる。途中どうなることかと思ったよ! 「新クリスマス・キャロル」…改心した守銭奴スクルージの後日譚だから、本家を読んでからにしよう。 「岸の彼方」…切ないお話だった。死んだ者たちは皆こういう風になるのかな。世にも奇妙な物語の原作となりそう。 「クリスマス・プレゼント」…異星人と少年の心温まる話だと思ったけれど、ラストが切ない。 「ガニメデのクリスマス」…アイザック・アシモフの作品。スラップスティック・ユーモアSF。こういうの大好き!星新一の作品が好きなら、これも好き! 「クリスマスの出会い」…タイトルや冒頭から、素敵なラブロマンスを想像しましたが、結末は不思議で切ない味わいに…。 「ジャックと火の国の王女」…素敵なお話だった!読後感も良かった。小さな子どもも喜びそうなストーリー。良くも悪くもヴィトリア朝妖精物語の典型的な作品、とあとがきに書かれていましたが、とんでもない!最高に素敵な妖精物語でした。作者メアリ・ド・モーガンの他の作品も読みたいです。 「ハッピー・バースデー、イエスさま」…資本主義消費社会を皮肉ったラヴ・ロマンスとのことですが、これも「ガニメデのクリスマス」風なスラップスティック感のあるラブストーリーでした。 「クリスマスの恋」…収録作品中で私が最も好きなタイプの王道ラブストーリー。映画化されてほしい! 「幸運の木立」…恐怖しかないストーリー。ラストが衝撃。映像化するともっと衝撃度が増しそう。古木は怖いです…。 「サーロウ氏のクリスマス・ストーリー」…書簡形式?の話。面白いアイデア。 この本に出会えて良かったです。またきっと読み返します。ラブストーリーあり、恐怖あり、SFあり…。クリスマスの時期に読まなくても十分おもしろい本です。

Posted by ブクログ

2009/07/10

クリスマスに関するアンソロジー。『ビッグアップル・ミステリー』がとてもよかったので、図書館で隣に並んでいたこの本を借りてきた。が、よくよく見たら、両者は何の関係もないのだった。共通点は、執筆陣の一人にアシモフがいることだけ。つまらなかった…。だいたい、いくらなんでも季節はずれだ。...

クリスマスに関するアンソロジー。『ビッグアップル・ミステリー』がとてもよかったので、図書館で隣に並んでいたこの本を借りてきた。が、よくよく見たら、両者は何の関係もないのだった。共通点は、執筆陣の一人にアシモフがいることだけ。つまらなかった…。だいたい、いくらなんでも季節はずれだ。本のせいではないが。

Posted by ブクログ

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