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小説 琉球処分 原点叢書4
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小説 琉球処分 原点叢書4

大城立裕【著】

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小説 琉球処分 原点叢書4

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ファラオ企画
発売年月日 1991/04/25
JAN 9784894091047

小説 琉球処分

¥6,034

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2018/11/05

明治5年から12年までの、琉球国から沖縄県にいたる「琉球処分」を日琉双方(主に琉球)の視点から描いている。武力を持たない国、琉球では武力闘争が起こるわけもなく、史実に沿ってヤマもオチもないような一進一退がコツコツと続く。処分官松田道之と琉球士族たちのまっすぐ進まないやり取りは、ま...

明治5年から12年までの、琉球国から沖縄県にいたる「琉球処分」を日琉双方(主に琉球)の視点から描いている。武力を持たない国、琉球では武力闘争が起こるわけもなく、史実に沿ってヤマもオチもないような一進一退がコツコツと続く。処分官松田道之と琉球士族たちのまっすぐ進まないやり取りは、まさに異文化間コミュニケーション。琉球の滑稽さと悲しさが伝わる。 ストーリーの軸となるのは日琉の対立だが、もうひとつの軸として琉球の支配者層(士族)と被支配者層(下層士族、百姓、一向宗)の対立も裏側にある。あとがきによると、直接には下層農民層を描いていない反省から、後に沖縄返還も踏まえて沖縄方言芝居を書いたのだとか。

Posted by ブクログ

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