商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1991/01/25 |
JAN | 9784102338018 |
- 書籍
- 文庫
シェルタリング・スカイ
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シェルタリング・スカイ
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商品レビュー
3.2
8件のお客様レビュー
北アフリカを旅する三人の男女が物語の中心になる。 主人公はポートという男で、妻がキット。他にタナーという男がいる。 三人がなんのために北アフリカを旅しているのかは、明確には明かされない。ポートが望んだから、という程度の説明しかなされない。 迷宮のような街をさまようシーンが多く、読...
北アフリカを旅する三人の男女が物語の中心になる。 主人公はポートという男で、妻がキット。他にタナーという男がいる。 三人がなんのために北アフリカを旅しているのかは、明確には明かされない。ポートが望んだから、という程度の説明しかなされない。 迷宮のような街をさまようシーンが多く、読みながら、人生そのものと重ね合わせているのは、この小説の読み方としては安直すぎるのかもしれない。 人間の心情と、風景描写が豊かだ。 特に砂漠の描写が素晴らしい。ポートが砂漠に魅了されたのは、ここに書かれているように、砂漠がさまざまな表情を見せるからかもしれない。 この小説は何を問いかけているのだろう。旅行と言う1つの魂の動きのような状態を示すことで、我々は何かを学ぶのだろうか。もしくはこうして考えることそのものが、この小説の価値なのかもしれない。
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ロバート・ハリスがよく名前を挙げているイメージのあるポール・ボウルズ。古本屋さんで100円で売っているのを見つけて買った。
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やはり難解。と言うか、訳の問題。翻訳本に多い、そのまま訳されているので日本人にはわかりづらい表現ばかりでつらい。 北サハラに飲み込まれ主人公もその妻も悲惨な最期を遂げる。救いがない。
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