商品詳細
内容紹介 | 内容:りんねの巻(つづき).断橋の巻.かまくら殿の巻 |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1989/06/11 |
JAN | 9784061965539 |
- 書籍
- 文庫
新・平家物語(七)
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新・平家物語(七)
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商品レビュー
4
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『MASTER PIECE』
とにかく長いお話で、体力を使いました。 それだけに、平安時代後期から鎌倉時代前期の社会を タイムマシンで見てきたなって感じです。 生まれた時代が過酷なカオスだとしても、 考え方が大事なんだと、阿部麻鳥から学ぶことができました。 「ボーッと生きてんじゃねえよ!」っ...
とにかく長いお話で、体力を使いました。 それだけに、平安時代後期から鎌倉時代前期の社会を タイムマシンで見てきたなって感じです。 生まれた時代が過酷なカオスだとしても、 考え方が大事なんだと、阿部麻鳥から学ぶことができました。 「ボーッと生きてんじゃねえよ!」って言われちゃって…。
クラシカルなMK
以仁王の令旨を持って、遂に頼朝が立つ。序盤は100騎にも満たない軍勢であり、大庭や伊東に大いに苦しめられ、一時は絶体絶命の危機に瀕した。しかし、船上で三浦一族と合流・千葉氏を味方につけるなど、人に大いに恵まれ、関東圏に一大勢力を敷くまでになった。 清盛も頼朝も当てはまる事だが、...
以仁王の令旨を持って、遂に頼朝が立つ。序盤は100騎にも満たない軍勢であり、大庭や伊東に大いに苦しめられ、一時は絶体絶命の危機に瀕した。しかし、船上で三浦一族と合流・千葉氏を味方につけるなど、人に大いに恵まれ、関東圏に一大勢力を敷くまでになった。 清盛も頼朝も当てはまる事だが、天下人には「天・地・人」が必ず備わっていると感じる。福原への遷都・以仁王の乱・後白河法皇の幽閉といった出来事が重なり、世に平家憎しの風潮が広がった天命。関東と京の都の距離が遠く、タイムリーに情報が伝わらない地の利。三浦・千葉といった、地方に根ざした豪族を早くから味方に付けられた人の利。全てが僥倖であり、少しでも歯車が狂っていたら、既に頼朝は九泉の人となっていたかも知れない。天地人を備えた頼朝が、今後どう動くのか見ものである。 また、大河の主人公となっている北条義時も登場し、窮地に瀕した頼朝から一度距離を置くなど、徹底的なリアリストとして描かれている。彼の様な人が居たからこそ、北条執権時代が興ったのだろうと想像できた。彼らの動きにも期待である。
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以仁王の令旨が源行家により全国の源氏に渡されることになる。発起したのは、源頼政、平治の乱以降、平家の家臣として齢70歳を超えての旗揚げ。だが、会えなく、宇治川で、以仁王とともに戦死。 一方、清盛はこのタイミングで、平家への怨嗟に満ちたこの状態を緩和すべく、福原遷都を実行!令旨を受...
以仁王の令旨が源行家により全国の源氏に渡されることになる。発起したのは、源頼政、平治の乱以降、平家の家臣として齢70歳を超えての旗揚げ。だが、会えなく、宇治川で、以仁王とともに戦死。 一方、清盛はこのタイミングで、平家への怨嗟に満ちたこの状態を緩和すべく、福原遷都を実行!令旨を受けて源頼朝挙兵、だが、石橋山で敗退。ここで、平家側の御家人梶原景時登場。敵の頼朝を助けるエピソードは有名。その後、富士川の戦いの前哨戦へ。平重盛の嫡男維盛23歳にして初陣。斎藤実盛を軍監として富士川へ着陣。ここからいよいよ源平合戦のスタート!
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