商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1989/09/11 |
JAN | 9784061965034 |
- 書籍
- 文庫
鳴門秘帖(二)
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鳴門秘帖(二)
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
★評価は再読了後に。 珍道中ではないですが、こういうロードムービー的設定というのはもしかすると日本文学(良い意味での娯楽小説)の伝統なのかな? 観光気分も味わえる感もなくはなく、この小説はそんな王道を歩むものの一つなのかしら。
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大正15年、つまり昭和元年に書かれたとは思えないくらい楽しい隠密時代モノ。 常にヒーローの会話が阿波の敵方に盗み聞きされるのが不思議なんだけど、とにかく話にスピードがあるし、少しくらい読み飛ばしても話はつながるからスキマ時間読書に最適!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
敵方は子どもまでいびる小憎たらしさ。勧善懲悪ものだが、展開が素早いので小気味いい。 悪行から足を洗って生きなおそうとするお綱を支える、律儀な万吉のコンビが人情味あふれていい。お綱の出生の秘密も明らかになり弦之丞とは別ルートで阿波入国を目指す。だが、そこに現れたのがまたしても一角、お十夜、周馬の極悪三人組。 刃傷沙汰は言うに及ばず、恋の修羅場も用意されていて、弦之丞は罪なオトコだなあ。 群像劇なのだが、どれも生き生きとしてよくできている物語。
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