商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2003/01/15 |
JAN | 9784003363218 |
- 書籍
- 文庫
自殺について 他四篇
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自殺について 他四篇
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商品レビュー
3.7
37件のお客様レビュー
自殺は生き物の中でも…
自殺は生き物の中でも人間に特有の現象です。
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当時のキリスト教の教義では自殺が禁じられていて、自殺したものは正規の葬儀も行ってもらえず罪人として扱われてしまっていたのでした。 ですがショーペンハウアーはこれに疑問を投げかけます。この論稿はそうしたショーペンハウアーの自殺についての考察が展開されていきます。 150年以上も前に...
当時のキリスト教の教義では自殺が禁じられていて、自殺したものは正規の葬儀も行ってもらえず罪人として扱われてしまっていたのでした。 ですがショーペンハウアーはこれに疑問を投げかけます。この論稿はそうしたショーペンハウアーの自殺についての考察が展開されていきます。 150年以上も前に書かれた本ですがこの本に書かれた問題は今もなお重大な意味を持っています。
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生きることに希望を見出さないけれど死ぬことにも別に絶望はない感じ。宇宙にある巨大な「意思」から生まれては消える命に過ぎないからこの世界に来ては帰るを繰り返しているだけ。なんだけど、その中でも人間が本能的な欲求をぶつけ合っているのが美しくない、みたいなことたくさん言い換えながら書い...
生きることに希望を見出さないけれど死ぬことにも別に絶望はない感じ。宇宙にある巨大な「意思」から生まれては消える命に過ぎないからこの世界に来ては帰るを繰り返しているだけ。なんだけど、その中でも人間が本能的な欲求をぶつけ合っているのが美しくない、みたいなことたくさん言い換えながら書いてておもしろいです。 あいかわらずショーペンハウアーさすがのスタンス。深く思考しない、浅い生き方をしてる人にはわからないだろうけど、みたいな前提が強い。
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