江戸三〇〇藩最後の藩主 うちの殿さまは何をした？ 光文社新書

八幡和郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2004/03/16
• JAN: 9784334032418

商品レビュー

2010/05/28

本当に広く浅くを地で…

[文庫ＯＦＦ]

本当に広く浅くを地でいったような本で、そこそこ有名な藩はそれなりに、マイナーな藩は２，３行で済ませたりと、結局、誰もがよく知っていることは普通に載っているが、まさにもっと知りたいと思うようなところが載っていない。幕末好きには全然物足りないし、初心者の方が読んでも特に面白いものではないでしょう。すごく中途半端な本。一応、全藩を網羅しているということだけが売り。

2010/05/28

幕末、各藩がとった行…

[文庫ＯＦＦ]

幕末、各藩がとった行動について藩別に書いてある。最後の藩主の名前や年齢などを書いてある部分はいいと思うが、それ以外にはとくに見るべきものはない。地図ももう少し詳細に欲しいし、各藩、とくにあまり有名ではないところにもっと焦点を当ててほしかった。

2024/03/25

殿様（藩主）の視点から描いた幕末維新史で、これまでになかった興味深い内容であり、歴史読み物としてそれなりの面白さはある。ただし、著者の史観というか歴史解釈が色濃く出ているのでその辺をどう評価すべきかという課題は残る。