京都の不思議

黒田正子(著者)

• 販売会社／発売会社: 光村推古書院/
• 発売年月日: 2002/12/22
• JAN: 9784838103096

商品レビュー

2010/07/06

京都人は雑学好きが多いのでしょうか。洛陽荘の女将さんから頂いた本の著者は洛陽荘のライブラリーのアドバイザーだそうです。うんちくも深くてすてきです。
実は京都には超高層ビルの歴史があった（P26）では岡崎の法勝寺の八角九重塔（80m以上）をあげています。桧皮葺の屋根というのは太平記の記述によったものですが、先ごろ塔跡の発掘調査で「九」の字の入った屋根瓦が出てきたことから現地説明会では調査担当者の柏田さんが瓦葺と推定していました。京都アスニーの模型も桧皮葺でしたね。認識は改まるかもしれません。この本では相国寺の七重塔が応永6（1399）年に建立され109mと紹介されています。全く知りませんでした。今迄見落としていたことも多いので旅の楽しみが増える上級者向けの本といえるかもしれません。

2006/11/17

不　思　議　。(笑)京都生まれ京都育ちでも知らないことだらけです。へぇ〜そうなんや！？ということばっかり。面白いです。