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20世紀の遺跡(2002) 現代風俗 現代風俗研究会年報第24号
2,200円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2002/02/18 |
| JAN | 9784309904870 |
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20世紀の遺跡(2002)
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読んだのは、高知遺産プロジェクト編・著の『高知遺産 失う前に、もう一度』。 ISBNが存在しない本で、参考資料にこちらの本があったため、ここに仮掲載します。 なんとも不思議なインパクトのある表紙写真。 高知駅前ロッカーということですが、そこには昭和色しかありません。 高知遺産...
読んだのは、高知遺産プロジェクト編・著の『高知遺産 失う前に、もう一度』。 ISBNが存在しない本で、参考資料にこちらの本があったため、ここに仮掲載します。 なんとも不思議なインパクトのある表紙写真。 高知駅前ロッカーということですが、そこには昭和色しかありません。 高知遺産プロジェクトというNPOが出した、失われつつある高知危機遺産を撮影した写真集。 2004年に撮影されており、もうすでに存在しない光景も多々あることでしょう。 初めの方は、モデルが2名登場しています。 二人ともにこりともせずにファインダーを見つめており、正直、ちょっとこわい印象を持ちましたが、後半はモデル不在の風景ショットが続きます。 近代化の波が押し寄せ、町があかぬけてメガシティになっていくのは、経済発展促進のために大切なことではありますが、その代償として、古くからのその土地らしさが失われてしまいます。 コンビニやファストフードなどどこにでもある店ばかりが立ち並び、個性がない町に変わってしまうことを嘆く人々が記録に残した高知の町の残照ショット集。 確かに、残すべきところはきちんと保存していかないと、無機質な都市になってしまうでしょう。 銭湯も食堂も貸本屋も町工場も、町から姿を消しつつあります。 一宮街道という参勤交代に使われた道が駅の高架化に合わせて無くなってしまったことを知りました。 それは大きな問題にはならなかったのでしょうか。 全て近代化という大号令のもとに、歴史もつぶされてしまうのかと、以前の写真と今の写真の変わりようを見て愕然としました。 オシャレな内装デザインが人気ある7days Hotelが高知にできる一方で、古くからのホテルが経営難で消えていく現実。 それでも、まだ古めかしい場所は残されており、ある意味「今のうちに」という気持ちのもとに、崩れそうな町並みが写されています。 旭町周辺の商店街や路地裏を「ラビリンス旭」と名付けて紹介されている点を、興味深く思いました。 五叉路があったり、登板表が下がっていたり、まさに『ALWAYS 三丁目の夕日』を彷彿とさせるようなレトロな町並みでした。 延々と増改築を繰り返す立体長屋沢田マンションや、廃校などをリノベーションした施設など、古さを認めながらも時代に添った用途に合わせる新しい建築の試みも紹介されています。 この写真集には、見知った場所はほとんど登場しません。 歴史的・文化的重要性といった基準ではなく、あくまで選定者の主観的な評価で選ばれた作品の数々は、それだけに思いが込められているパワーを感じるものばかりですが、惜しむらくは、掲載されているものを地図つきで紹介してほしかったと思います。 地元の人ならばわかるかもしれませんが、土地勘がないと、どこの光景か、さっぱりわかりません。 駅名や町すらも見当がつかないため、高知県内でも都心部なのか郊外なのか、わからないまま読み進みました。 変わりゆく町の記録的意味は大きいです。 高知に行った折には、長い歴史をもって今なお暮らしに根付いている都電や日曜市を体験してみたいと思いました。
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