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酷寒シベリヤ抑留記 黒パン350グラムの青春 光人社NF文庫
722円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光人社 |
発売年月日 | 2001/04/14 |
JAN | 9784769823063 |
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酷寒シベリヤ抑留記
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酷寒シベリヤ抑留記
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3.7
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故国から遠く離れたシ…
故国から遠く離れたシベリヤの酷寒の土地で日本の敗残兵約594,000人が収容所での強制労働に従事させられた。筆者は19歳から21歳までの約3年間故郷の家族を夢見て、囚人同様の貧しい食事と厳しい労働に耐えた。
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シベリア抑留とはなんだったのか? それを少しでも知りたくて読んで見た。 終戦間際の一人の若年兵から見た軍の実態。 当時の価値観が男ならお国の為に命をかけて戦うことが第一とされていた。 精神主義は日本の強さだったかも知れないが、それが沢山の死を招いたのがわかる。 収容所での暴力的な...
シベリア抑留とはなんだったのか? それを少しでも知りたくて読んで見た。 終戦間際の一人の若年兵から見た軍の実態。 当時の価値観が男ならお国の為に命をかけて戦うことが第一とされていた。 精神主義は日本の強さだったかも知れないが、それが沢山の死を招いたのがわかる。 収容所での暴力的なものがソビエト側からなかったのには意外だった。逆に日本人の中で上官による専横的な振る舞いがあったことは残念である。終戦で軍隊は解散していたにも関わらず収容所でも 序列が生きていたのには、権力を手にしたもの 醜さを感じた。 帝国主義が倒れ社会主義、共産主義という 体制が生まれた、この時代のソビエトという国は どういう国だったのか。 約束を守らない、ウソをつくというエピソードにはさもありなんと感じた。 兵士の教育レベルが低かったのには当時のソビエトの教育事情が窺い知れる。 収容所にいる他国の捕虜や囚人、そして民間人の触れ合いなども興味深いものばかりだった。 人の良し悪しは人種とか国とか関係無しに個人の資質によるものだと感じた。 2022年2月末にロシアが ウクライナに軍事侵攻した。 なぜそういうことになったのか。 もっとこの辺りの国の 歴史を知らなければならない。
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