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ミカドの淑女
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ミカドの淑女

林真理子(著者)

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ミカドの淑女

1,496

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1990/09/25
JAN 9784103631033

ミカドの淑女

¥1,496

商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

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2015/05/15

下田歌子という名前、聞いたことあるような、ないような? 今回初めて知った、女性教育者としての表の顔と、 「女」としての裏の顔。 お札にまでなった、伊藤博文の愛人だったのですね。 教科書の厳めしいイメージと違う、伊藤さんでした。

Posted by ブクログ

2014/07/04

 下田歌子という女性について、関わった人たちの彼女への思いで展開していくというストーリーは、有吉佐和子の「悪女」のよう。  関わる人によっていろいろな表情をみせる歌子の生き様という本筋の話にはもちろん惹きつけられるのだけれど、個人的には明治という時代がどーーんと迫ってきて、そちら...

 下田歌子という女性について、関わった人たちの彼女への思いで展開していくというストーリーは、有吉佐和子の「悪女」のよう。  関わる人によっていろいろな表情をみせる歌子の生き様という本筋の話にはもちろん惹きつけられるのだけれど、個人的には明治という時代がどーーんと迫ってきて、そちらの方に惹かれてしまった。  ついこの間まで江戸時代・・その文化や慣習に「ほぉ」「な~るほど」とひとりうなずき。世はまさに”御一新”。でも、人々の考え方はスイッチを切り替えるようには変えられないということなんだろうな~。  側室の存在、袿姿の女官(この方々の風習がこれまた)、まさに深窓の令嬢の姫君たち・・今の時代からみると「異様な風俗」と言われるんだけど、何百年、何千年とそれが当たり前の時代が続いていたんだもの、日本では。  ちょうど読み終わった頃に、GHQのスタッフとして憲法の起草作業に携わったアメリカ人女性の記事が新聞にのっていて。 『親に売られる女の子、親が決めた相手と結婚させられる女性、夫の愛人と同居させられる妻・・日本の女性が幸せになるには何が一番大事か考え』て憲法24条、男女同権条項を起草したと。  昭和になっても時代はそうだったんだ・・・そんなこんながまとめて胸に迫ってまいりました。

Posted by ブクログ

2012/07/03

林真理子さんのことを嫌いな人が、この本は評価しているようなので読んでみた。でも、わたしの好みではない・・文章は素敵だったけど、ストーリーに引き込まれず。途中で放り出してしまった。

Posted by ブクログ

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