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地震とマンション ちくま新書
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地震とマンション ちくま新書

西沢英和(著者), 円満字洋介(著者)

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地震とマンション ちくま新書

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2000/12/20
JAN 9784480058737

地震とマンション

¥748

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2025/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 知らなかったことが、いくつか書いてあった。例えば、地震で傷んだ建物に対して「応急危険度判定」で全壊と判定され、赤い紙を貼られたとする。でも、それは、復旧不能な建物だという意味ではないから、慌てて解体する決心をしてはいけない、ということなのだ。  マンションで、一階が駐車場になっていて、ピロティ形式のものの場合で、地震で一階が潰れた場合でも、著者らはジャッキアップして復旧した実績を持っている。  戦前のコンクリート造りの建物が、戦後から現代の建物よりも地震に強い(実績としても、理屈の上でも)というはなしも、目からウロコだった。  「生きのびるマンション」(岩波新書)の中に紹介されていたので、古本で買った。20年以上前の本だが、値打ちのある新書だった。中に出てくるイラストも素晴らしい。

Posted by ブクログ

2012/03/26

「地震によるマンションの被害のほとんどは治すことができる」 目からウロコだった。 マンション在住の人は一読をオススメします。 損害復旧の技術自体は阪神以前からあるにも関わらず、情報不足のために阪神の時は建替するマンションも多かったというのはもったいない。 新法以前のマンショ...

「地震によるマンションの被害のほとんどは治すことができる」 目からウロコだった。 マンション在住の人は一読をオススメします。 損害復旧の技術自体は阪神以前からあるにも関わらず、情報不足のために阪神の時は建替するマンションも多かったというのはもったいない。 新法以前のマンションは、戦前のものよりも耐震性が少ないのも知らなかった。 いずれにせよ以下のことは知っておいて損はない。 ・地震によるマンション被害の復旧技術は確立されており、ほとんど対応可能。 ・建替より復旧の方が圧倒的に安い。 ・そして復旧より事前に耐震補強しておいた方がもっと安くつく。 あとがきであったアイディアも素晴らしい。 阪神では大被害のマンションの復旧費用=1戸あたり300万円。 なので、1戸あたり月8000円強=年10万=30年300万。これなら結構現実的だと思う。

Posted by ブクログ

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