商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1986/10/08 |
JAN | 9784061950801 |
- 書籍
- 文庫
徳川慶喜(1)
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徳川慶喜(1)
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商品レビュー
3.7
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幕末の混乱期に最後の…
幕末の混乱期に最後の将軍となった徳川慶喜について描いた作品。シリーズ1巻。
文庫OFF
読んだ本 徳川慶喜(1)山岡荘八 20230701 山岡荘八歴史文庫も、残すところ徳川慶喜と明治天皇の2作となりました。まぁ、面白そうなところから読んでったので、家光とか千葉周作なんかの地味なのが続いてましたが、同じ地味でもこちらは明治維新がクライマックスであるので、期待してま...
読んだ本 徳川慶喜(1)山岡荘八 20230701 山岡荘八歴史文庫も、残すところ徳川慶喜と明治天皇の2作となりました。まぁ、面白そうなところから読んでったので、家光とか千葉周作なんかの地味なのが続いてましたが、同じ地味でもこちらは明治維新がクライマックスであるので、期待してます。 1巻は、慶喜の世子(次の将軍)問題のお話し。攘夷派と開国派が継嗣争いを繰り広げてたのかと思ってましたが、憂国派とノンポリが、両方とも開国派で、開国の仕方に権力争いが加わって争っている図式。慶喜はまだあまり顔を出してませんが、自分が継嗣争いに加わることで国を分かつことは諸外国の圧力を前に避けたいとの政治感覚。これって後の鳥羽伏見で幕軍を見捨てて江戸に帰っちゃったのを腰抜け呼ばわりする本と、自分が京・大阪にとどまることで戦争の先鋭化を嫌ったって本がありますが、後者に通ずる流れですね。僕も慶喜は大政奉還も含め、日本をひとつの国と意識した優れた為政者だと思ってるので、先が楽しみです。 司馬遼太郎の「最後の将軍」は一冊でそんなに厚くなかった気がしますが、6冊って。どんだけ書き込まれるんですかね。
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幕末の慶喜が将軍になる前の話。 この時に、日本国内が、どういう精神状態であったのかがよく分かる1冊です。 「天の人は、使命感によって動き、地の人は、自分の生活や地位のために動く。」 こんなキーワードを中心に、一橋慶喜・徳川斉昭・藤田東湖・西郷隆盛あたりの動きが描かれています...
幕末の慶喜が将軍になる前の話。 この時に、日本国内が、どういう精神状態であったのかがよく分かる1冊です。 「天の人は、使命感によって動き、地の人は、自分の生活や地位のために動く。」 こんなキーワードを中心に、一橋慶喜・徳川斉昭・藤田東湖・西郷隆盛あたりの動きが描かれています。 そして、山岡荘八氏の歴史小説が良いと思うのは、この作者の大局観とも言えるところから放たれる指摘が鋭いと思われるところです。
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