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ピルグリム・イェーガー(6) ヤングキングC
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ピルグリム・イェーガー(6) ヤングキングC

伊藤真美(著者)

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ピルグリム・イェーガー(6) ヤングキングC

607

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 少年画報社
発売年月日 2006/11/27
JAN 9784785927189

ピルグリム・イェーガー(6)

¥607

商品レビュー

4.4

8件のお客様レビュー

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2011/05/29

第一部完結。 そしてこれが最終巻とは惜しまれる… ナポリでついに狼煙が上がる。そして〈銀貨〉が砕かれる。 それぞれの正しさを求め、分裂(シスマ)が起こり、争いと成る―― 同じ時、同じ場所に在りながら、考え方や行動、選択によってそれぞれの目に写る真実もまた異なっていた。 アデールと...

第一部完結。 そしてこれが最終巻とは惜しまれる… ナポリでついに狼煙が上がる。そして〈銀貨〉が砕かれる。 それぞれの正しさを求め、分裂(シスマ)が起こり、争いと成る―― 同じ時、同じ場所に在りながら、考え方や行動、選択によってそれぞれの目に写る真実もまた異なっていた。 アデールとカーリン、ベルナール・ギィとミンドラ伯は再び相見える時、何を選び、何を見いだすのだろうか。 戦の制圧と終息は各々に離別と門出を促した。 時代の思想・思想・解釈を含め、情報が充実した素晴らしき作品。続編を切望。

Posted by ブクログ

2010/12/23

 二人の少女の友情を軸に描かれる、人間が尊厳など持ってはいけなかった時代の物語。  免罪符は後世においては教会の腐敗の象徴として語られるが、免罪符が実在し信仰されていた時代においては、免罪符は紛れもなく人々の希望だった。金で罪が許されるなら、罪を畏れる子羊は喜んで金を積み上げる。...

 二人の少女の友情を軸に描かれる、人間が尊厳など持ってはいけなかった時代の物語。  免罪符は後世においては教会の腐敗の象徴として語られるが、免罪符が実在し信仰されていた時代においては、免罪符は紛れもなく人々の希望だった。金で罪が許されるなら、罪を畏れる子羊は喜んで金を積み上げる。考えてみればまんま悪徳宗教の所行だけど、それを糾弾したとき騙されていた信徒が抱えるのは、なるほど真実を暴き自分たちの安寧をぶち壊した救済者への怒りなのだろう。これほどまでに、金で買える赦しが切実だったのなら。  よく誤解されるが、神が全知全能とされるキリスト教においては、悪魔もまた神の御心に沿う存在(神が全能なら、神に悪魔が逆らえるのは神がそれを許しているからだという理屈)。今作においても戦うのは教会という善に対し悪霊という悪ではなく、教会とその内包する腐敗と権力に対するテロと思想である。仲間内の火種を抱え込んでいるぶん教会の方が分が悪そうだけど、どうなることやら(そもそも続きが描かれるのかも含めて)  七つの大罪者の残りは、確定してるのがお師匠さん。あとネーミングからして蛇が怪しい。そしてアデールが……彼女が再び悪霊に堕ちたとき、カーリンはどうするのだろう。銀貨たちの疑似家族ごっこが是非見たかったので、続きを心待ちにしたい。

Posted by ブクログ

2008/09/16

ルネサンスを舞台に、ヨーロッパの偉人たちが異能者となって闘う話。 スゴイ好きなんだけど一部完で終了。 続きは絶望的か…

Posted by ブクログ

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