

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 太田出版 |
発売年月日 | 2006/04/01 |
JAN | 9784778320126 |
- コミック
- 太田出版
学校 山本直樹傑作短編集
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
学校 山本直樹傑作短編集
¥1,047
在庫あり
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
■学校 雨に降り込められた、シンメトリカルな構成。 不思議な世界観。 映画で見てみたい。 ■渚にて 作中の白眉。 確かに「忘れられない肌」というものがある。 ただの助平心ではなく、何かしらの郷愁をたたえている。 この作者の描くセックスは、熱狂よりもむしろ退屈のがわ...
■学校 雨に降り込められた、シンメトリカルな構成。 不思議な世界観。 映画で見てみたい。 ■渚にて 作中の白眉。 確かに「忘れられない肌」というものがある。 ただの助平心ではなく、何かしらの郷愁をたたえている。 この作者の描くセックスは、熱狂よりもむしろ退屈のがわに属している。 男も女も退屈な気持ちでセックスをし、それなりに満足したりしなかったり。 なぜかしらトリュフォーの「隣の女」や「柔らかい肌」を思い出す。 ■ファンシー ペンギン……。 何の寓話かはわからないが、インパクトは強い。 ■青春劇場 ■いいわけ ■素晴らしき新婚旅行 ■鶏男 ■プノンペンの秋
Posted by
随分前に借りて読んだなぁ……と、不意に思い出したので、 枯れ木も山の賑わいレビュー(←このフレーズ使い回しまくり☆) 現実とシュールとナンセンスの間を行き交う、エロ寄り短編マンガ集。 ある学校の中で起きている複数の出来事を同時進行で描出した、 閉塞感とカタストロフの予兆を孕んだ表...
随分前に借りて読んだなぁ……と、不意に思い出したので、 枯れ木も山の賑わいレビュー(←このフレーズ使い回しまくり☆) 現実とシュールとナンセンスの間を行き交う、エロ寄り短編マンガ集。 ある学校の中で起きている複数の出来事を同時進行で描出した、 閉塞感とカタストロフの予兆を孕んだ表題作は 一読の価値ありかもしれない、が――後はどうでもいいや(笑) その学校のイメージを表現した表紙は好き。 岡崎京子『ジオラマボーイ・パノラマガール』津田沼春子の内的独白 「150mぐらい大きくなってみんなふんづけてやりたい」(p.10)を連想させる、 などと勝手に思う。
Posted by
「そうですよ」「うそですよ」表題作をパラッと読んで大好きになってしまいました。 学生時代わたしにとって校舎は息づく大きな生き物であり、教室はその臓腑であり、雨が降ると閉鎖空間になって、中で出所もわからない噂だの茶番だの足音だのが出口を見つけられずに響きさ迷っているような。全部気...
「そうですよ」「うそですよ」表題作をパラッと読んで大好きになってしまいました。 学生時代わたしにとって校舎は息づく大きな生き物であり、教室はその臓腑であり、雨が降ると閉鎖空間になって、中で出所もわからない噂だの茶番だの足音だのが出口を見つけられずに響きさ迷っているような。全部気のせいなんですけど そんな空間がはてもなく広がっていそうな錯覚を楽しんでいたもので そこに 「おおいみんな出てこいよお」 「もっと大きなここよ」 で与えられるメタ的視線。きもちいいなあ。 他には「渚にて」「ファンシー」「鶏男」「素晴らしき新婚旅行」など、大好きです。でも説明できない。力がない。
Posted by