商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白泉社 |
発売年月日 | 1999/10/04 |
JAN | 9784592132189 |
- コミック
- 白泉社
陰陽師(8)
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陰陽師(8)
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
「安倍晴明 天の川に行きて雨を祈ること」 若狭から吉野までを旅して雨乞いをする。 地図を見ながら読むとまたおもしろそうだと思った。 昔の人は、現代より本当に特殊な力を持っていたのか、もっと「命のめぐり」に敏感だったのか。 今回も、自分にも忘れた力があるのかもしれないと思いながら。
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『安倍晴明 天の川に行きて雨を祈ること』雨が降らず、地も人の心も乾ききった平安の都に雨を降らせるため、晴明と博雅が7つの瓜を奉納しつ水に縁のある神を祀った聖地巡礼の旅に出る。最後に単純に雨が降ってめでたしめでたし…ではなく、この過程が生きながらにしてもう一度生まれ直すという魂再生...
『安倍晴明 天の川に行きて雨を祈ること』雨が降らず、地も人の心も乾ききった平安の都に雨を降らせるため、晴明と博雅が7つの瓜を奉納しつ水に縁のある神を祀った聖地巡礼の旅に出る。最後に単純に雨が降ってめでたしめでたし…ではなく、この過程が生きながらにしてもう一度生まれ直すという魂再生の劇的展開で閉められるところが見事。文字通りの感動の雨嵐でした。晴明と博雅の訪れた地を実際に歩いてみたくなりますね(無理だけど)。夏は避暑旅行にいいかも。 雨乞いの旅は結果として、雨だけでなく兄弟子との確執にこだわっていた自らの心を解き放つというおまけがついていたと言うけど、晴明にとってはこちらがメインだったのかも。真葛が「もうオヤジをいじめたりしません」とはらはら泣くところはいじらしくて可愛くて思わず手でなでなでしてしまいました。大人になったね、真葛。 なんという清々しいお話であったことだろう。 コロナウイルスが蔓延している今この時も、雨の降らなかったこの時と何か共通しているのだろうか?助けて晴明様。
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この巻は、「安倍晴明 天の川に行きて雨を祈ること」の一話のみで構成されています。 日照りがつづく京の都で雨乞いの儀式がおこなわれることになり、陰陽寮の加茂保憲も駆り出されることになります。しかし晴明は、奉納する瓜を保憲に預けて、彼自身は博雅とともに六つの地を訪ね歩き、この天地を...
この巻は、「安倍晴明 天の川に行きて雨を祈ること」の一話のみで構成されています。 日照りがつづく京の都で雨乞いの儀式がおこなわれることになり、陰陽寮の加茂保憲も駆り出されることになります。しかし晴明は、奉納する瓜を保憲に預けて、彼自身は博雅とともに六つの地を訪ね歩き、この天地を構成する水のエレメントの神秘に参究しつつ、彼自身の心の奥底に渦巻いていた保憲との反目意識についての自己内対話がおこなわれることになります。 ストーリー構成について見るならば、ほとんど破綻をきたすといわなければならないほど、本筋を外れた描写が延々とつづくのですが、それでもあまり退屈することなく読むことができるのは、秀麗な絵の力のおかげでしょうか。
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