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バナナブレッドのプディング(白泉社文庫版)
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バナナブレッドのプディング(白泉社文庫版)
¥880
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商品レビュー
4.4
54件のお客様レビュー
大切な本。 「だれか もつれた糸をヒュッと引き 奇妙でかみあわない 人物たちを すべらかで 自然な位置に たたせては くれぬものだろうか」
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しあわせの正体なんて全然わからないのに、必死に迷走して、ぶつかり合いながら、しあわせを掴もうとする人たち ちょっとイタくてもいいから、私も自分の気持ちに素直に生きていこうと思えたよ
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初・大島弓子 衣良ちゃんのもつ怖さは、生きていくうえで大なり小なり誰もが感じているこわさだと思った。 明日が怖い気持ちを「きょうはあしたの前日だから」と言わせるセンスが素敵。 少女の中にある生きづらいほどの純粋性が、おもたすぎない詩的なリズムで発せられ、物語はポンポン思いも寄ら...
初・大島弓子 衣良ちゃんのもつ怖さは、生きていくうえで大なり小なり誰もが感じているこわさだと思った。 明日が怖い気持ちを「きょうはあしたの前日だから」と言わせるセンスが素敵。 少女の中にある生きづらいほどの純粋性が、おもたすぎない詩的なリズムで発せられ、物語はポンポン思いも寄らなく進んでいく。そしてみんな繋がっている。それはよく仕組まれた物語のロジックというよりは「大島弓子」というひとりの中で生成されたものだからというオリジナリティがある。 じゃあこの人はどうなった?とかツッコミどころが満載なものもご愛嬌。そもそも世界観が愛嬌であふれてる。 生まれてしまったという深い絶望と孤独は、私にも確かにあるもので、こんな恐怖心を自由に肯定してもらったような、温かい気持ちになった。少女漫画という媒体の奇跡をみた気持ち。
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