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ゲゲゲの鬼太郎(ちくま文庫版)(1) 妖怪大裁判 ちくま文庫
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ゲゲゲの鬼太郎(ちくま文庫版)(1) 妖怪大裁判 ちくま文庫

水木しげる(著者)

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ゲゲゲの鬼太郎(ちくま文庫版)(1) 妖怪大裁判 ちくま文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1994/07/01
JAN 9784480028815

ゲゲゲの鬼太郎(ちくま文庫版)(1)

¥748

商品レビュー

3.9

7件のお客様レビュー

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2016/02/08

子供のころあんなに大好きだった鬼太郎への愛着を思い出した。 そうそう、こののらりくらりの正義感が素敵だったんだ。 まとめて読み返したい。 備忘録。全集が出ている現在では異なるはずだが、文庫で揃えたいときは。 書店員のための『ゲゲゲの鬼太郎』講座 より。 基本が以下で、 『ゲゲゲ...

子供のころあんなに大好きだった鬼太郎への愛着を思い出した。 そうそう、こののらりくらりの正義感が素敵だったんだ。 まとめて読み返したい。 備忘録。全集が出ている現在では異なるはずだが、文庫で揃えたいときは。 書店員のための『ゲゲゲの鬼太郎』講座 より。 基本が以下で、 『ゲゲゲの鬼太郎 少年マガジン/オリジナル版』講談社漫画文庫 全5巻 『ゲゲゲの鬼太郎』中公文庫 第1期 全9巻 「水木しげるコレクション」角川文庫 全5巻 『鬼太郎国盗り物語』角川文庫 全3巻 応用編が以下。 『墓場鬼太郎 貸本まんが復刻版』角川文庫 全6巻 『ゲゲゲの鬼太郎死神大戦記』角川文庫 上下2巻 『京極夏彦が選ぶ!水木しげるの奇妙な劇画集』

Posted by ブクログ

2014/08/02

巻末の渡辺えり子さんの解説によると、鬼太郎は人間に両親を殺されて母親のお腹を自力で破って生まれてきた妖怪で、連載開始当初は人間への怨念や恨みをもって悪い人間をこらしめていたらしい。「それが悪い妖怪をこらしめる正義の味方に変わっていった背景は与り知らないが、正義の味方になったぶんだ...

巻末の渡辺えり子さんの解説によると、鬼太郎は人間に両親を殺されて母親のお腹を自力で破って生まれてきた妖怪で、連載開始当初は人間への怨念や恨みをもって悪い人間をこらしめていたらしい。「それが悪い妖怪をこらしめる正義の味方に変わっていった背景は与り知らないが、正義の味方になったぶんだけ鬼太郎の孤独は深まったのでは」というようなことを書いておられて、共感/反論できるほど読み込めてはいないけど、渡辺えり子さんの優しそうな人となりが感じられるよい解説だった。 本編ももちろん、気が抜けてて、それでも基本的に勧善懲悪で、妖怪仲間もいろいろ出てきて、面白かった。「ゲゲゲの鬼太郎①」って書いてあるけど、やっぱり本当の第1話ではないのかということが解説でわかり、そうだろうなとは思っていたけど、少々不満。第1話が面白いとは限らないけどね。

Posted by ブクログ

2014/07/25

ゲゲゲの鬼太郎、は、あまり熱心にアニメを観た記憶もありませんでした。(子ども心になんだか怖かったのだろうと思われます。怖がりなので) 水木しげるさんの作品世界には年々興味が出て来たので、ふっと衝動買い。ちくま文庫への信頼もありますので。 合間合間に読んだので、もう一話一話の内...

ゲゲゲの鬼太郎、は、あまり熱心にアニメを観た記憶もありませんでした。(子ども心になんだか怖かったのだろうと思われます。怖がりなので) 水木しげるさんの作品世界には年々興味が出て来たので、ふっと衝動買い。ちくま文庫への信頼もありますので。 合間合間に読んだので、もう一話一話の内容は覚えていませんが、まあ全般的には勧善懲悪な鬼太郎くんが、悪い妖怪や、悪い人間をやっつける、という内容。 これが面白いのは、全体の、なんとも言えない肩の力の抜け具合、軽さ、なのかなあ、と。あと、ねずみ男という、いい加減で裏切りまくるキャラクターの愉しさか。 鬼太郎も、まあ、正義の味方ではあるんです。でもって、困ったり闘ったりするんです。なんだけど、どこか虚脱してるような感じ、力まないかんじが、なんだか、かわいい。 妖怪話自体が、正直好きな訳じゃないんで。鬼太郎くんが出てなかったら、そして最後は鬼太郎くんが勝つ、と予め判ってなかったら、楽しめてないかもなあ、と思います。 そう考えると、勧善懲悪ヒーローもの、という物語娯楽のすそ野の広さを感じますね。 結局、その流れ自体を楽しむというよりは、それを道具にして、キャラクターを楽しんでいるんですよね。 そういう、キャラクターというか、世界観。 勧善懲悪なんだけど、どれだけ人の世が不公平で残酷で救われないかっていう、諦めにも似た、怒りみたいなものが通底音にあって。 なんだけど、もうどうにも抗えないところの、虚脱感みたいなもの、軽さ。それだけじゃなくて、高らかに反抗するという正義にすら偽善を感じてしまうような感性、ニヒルさがあって。 その上、半端なく完成された、妖怪という非現実な世界観が、全てを別の次元に置き換えちゃう。 うーん すごい作家さんですねえ。オリジナリティというか。その前では、色んな辻褄だとか整合性だとか、どうでも良くなるんだなあ。 こういう表現世界って、実は、個人作業度合いが高い漫画だからできたんじゃないでしょうかね。合議制で、できるわけがないですね…。 鬼太郎も、生まれたのは「ガロ」らしいですからねえ。商業的な編集者の視点とかが、いちばんなかった雑誌でしょうしね。 手塚治虫さんが、「ゲゲゲの鬼太郎」を読んで「なんだこの凄い漫画は!」とのけぞったそうですね。さもありなん。 初期の本当の鬼太郎は、もうちょっと絵柄もおどろおどろだったそうですが。初心者にはこのちくま文庫、良いのかもですね。 初出雑誌のデータが無いのが、唯一の不満です。 鬼太郎、かわいいと思う。

Posted by ブクログ

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