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東のエデン
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東のエデン
¥836
在庫あり
商品レビュー
4.1
19件のお客様レビュー
明治の若者が描かれている。 身分が少し平らになり、異国が少し混ざり、未だに異世界も少し顔を出す。 あの時代にも、若者がいて、日々を過ごしていて、ものを考えている。 あの時代の、しかし案外かわらない青春の空気を味わえる漫画だった。
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杉浦日向子といえば江戸時代だが、これは徳川の時代が終わり西洋の文化が入り始めた文明開化の明治に生きる人々を描いた短編集。江戸っぽさを多分に残した明治の雰囲気が良い。 東のエデン 日本に駐在するアメリカ人が日本をディスりつつも親近感を抱き始めている複雑な心境を別れた恋人への手紙に...
杉浦日向子といえば江戸時代だが、これは徳川の時代が終わり西洋の文化が入り始めた文明開化の明治に生きる人々を描いた短編集。江戸っぽさを多分に残した明治の雰囲気が良い。 東のエデン 日本に駐在するアメリカ人が日本をディスりつつも親近感を抱き始めている複雑な心境を別れた恋人への手紙に認めている。 やまあり ちょっとした怪異というか不思議譚 仙境 山の中で不気味な仙人に出会うこれも怪異譚 閑中忙あり 5話のシリーズで医学生、美術学生、元士族などの若い書生たちの日常を描いている ぶどうのかおり 「閑中忙あり」の後日談のようで、美術学生が絵をやめて車夫として働いている
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2025年4冊目『東のエデン』(杉浦日向子 著、1993年7月、筑摩書房) 1984〜1986年にかけて発表された作品を集めた短編集。9つの短編は全て明治初期の横浜を舞台にしたものであり、文明開化による西洋化と旧態依然とした価値観の混淆の中を直向きに生きる人々の姿が見事に活写され...
2025年4冊目『東のエデン』(杉浦日向子 著、1993年7月、筑摩書房) 1984〜1986年にかけて発表された作品を集めた短編集。9つの短編は全て明治初期の横浜を舞台にしたものであり、文明開化による西洋化と旧態依然とした価値観の混淆の中を直向きに生きる人々の姿が見事に活写されている。 駐在欧米人の目から見える日本の姿を描いた表題作の他、夢を追う青年4人の日々をみずみずしく描いた「閑中忙あり」シリーズなど、爽やかな風が吹き抜けるような傑作が揃う。 〈フリードム、 リベルチ。 いいひびき だろう?〉
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