商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 1991/07/01 |
| JAN | 9784480025432 |
- コミック
- 筑摩書房
マッドメン(完全版)(文庫版)
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マッドメン(完全版)(文庫版)
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
作者もあとがきに書く通り、前半と後半ではかなり物語の質が異なる。前半は現実の中に超常現象が持ち込まれるが、後半は完全に神話的世界に移行して物語が展開する。「古事記とニューギニアの神話に通じるところがある」というのが一つのテーマのようだが、日本との繋がりを示す土偶の意味するところは...
作者もあとがきに書く通り、前半と後半ではかなり物語の質が異なる。前半は現実の中に超常現象が持ち込まれるが、後半は完全に神話的世界に移行して物語が展開する。「古事記とニューギニアの神話に通じるところがある」というのが一つのテーマのようだが、日本との繋がりを示す土偶の意味するところはよくわからなかったりもする。そもそも古事記と土偶にはどんな繋がりがあるのだろう?とか‥ 結局、神話の類似性にしても人間の考えることは場所は違えどそれほど変わらないことの証左なのだろう。
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諸星大二郎『完全版 マッドメン』ちくま文庫。 30年以上前に既読であるが、ちくま文庫創刊40周年記念で復刊ということで懐かしくなり、購入。 1985年に秋田書店から刊行された『マッドメン』に1979年に発表された『鳥が森に帰る時』を補い、1991年にちくま文庫から刊行された完...
諸星大二郎『完全版 マッドメン』ちくま文庫。 30年以上前に既読であるが、ちくま文庫創刊40周年記念で復刊ということで懐かしくなり、購入。 1985年に秋田書店から刊行された『マッドメン』に1979年に発表された『鳥が森に帰る時』を補い、1991年にちくま文庫から刊行された完全版。 再読すると今から40年前に諸星大二郎は既に現代の人類に文明破壊の警鐘を鳴らしていたことが解る。思い出せば、デビュー作の『生物都市』にも同様のメッセージが窺える。 前半の物語と後半の物語が余りにも違い過ぎて驚く。前半が文明破壊に異を唱える伝奇物語なのに後半は神話物語になるのだ。 『マッドメン』。再読してもなお面白い。人類学者の篠原はニューギニアのガワン族の秘密を知るために酋長の息子であるコドワを日本に連れて来る。篠原の家で暮らすことになったコドワの奇妙な行動と相次ぐ奇怪な事件に慄く娘のナミコ。15年前、コドワは篠原が研究のために現地の女性に産ませ、酋長の養子にしていたのだ。つまり、ナミコはコドワの妹にあたるのだ。篠原はタブーを冒し、コドワの全身に彫られた刺青を撮影する。すると、ガワン族酋長の護り神であるン・バギが家を襲い、篠原は命を落とす。 『天国の鳥』。人間本来の生き方を続けている未開の部族に現代文明は必要なのか。ニューギニアの部族の言葉を話す謎の男が日本で工事現場の地中から発見される。ナミコはミス・バートンと共に男をニューギニアに連れて行く。謎の男の正体は……ナミコの前に現れたコドワが語ったことは…… 『鳥が森に帰る時』。ノアの方舟伝説とバギの正体。古から伝わる神聖なる伝統や文化が近代文明により破壊されるという事実、ミス・バートンとナミコは再びニューギニアに行き、コドワとの再会を果たす。しかし、部族の伝説と呪術を信じながら、近代文明を理解するコドワは近代文明を拒否し、森へと消える。 『ペイ・バック』。コドワが突然、ニューヨークに現れ、ニューギニア調査隊のメンバーを殺害する。部族にインフルエンザを持ち込んだ調査隊のメンバーに復讐を果たしていたのだ。そして、コドワの復讐は日本の調査隊メンバーにも及ぶ。 『オンゴロの仮面』。淡路で文化人類学者の峰隼人が発見した土偶の紋様はニューギニアの像の紋様と酷似していた。突然ニューギニアで発見されたおじを迎えに行くためにニューギニアを訪れたナミコは飛行機の機内で隼人と出会う。ナミコは病に侵されたおじと再会するが、おじは隼人が発見した土偶を手に森の奥へと消える。 『森からの脱出』。峰隼人に連れられ、ナミコはコドワから森へと逃げる。何故か隼人にはコドワの呪術の力が通用しない。 『森のマリア』。峰隼人と森へ入ったナミコはカーゴ運動を展開する村のチングイという予言者に囚われ、マリアとして崇められる。 『カーゴの時代』。不気味な仮面のアエンを倒し、チングイからナミコを助けたコドワは2人で森の中へ。しかし、コドワはアエンの爪で傷付き、アエンの不気味な仮面は…… 『黒い森のナミテ』。傷付いたコドワを森の中で看病するナミコ。護り神のン・バギも死に、コドワの命も止まる中、、ナミコは…… 『変身の森』。コドワの命を救うため森を彷徨ううちに不思議な老婆と出会ったナミコはタコの森へ行き、伝説のナミテとなる。 『大いなる復活』。ナミテとなったナミコに命を救われたコドワは神話の世界へと…… 本体価格1,000円 ★★★★★
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まぁ、安定の諸星大二郎。 カーゴ・カルトにしても、南洋の土人が拝む邪神がメインとしてふんぞり返り、白人のそれが豊穣をもたらす使徒として、ちゃんと書かれる。うむうむ。 他いろいろ、大変素晴らしい。
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