商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1994/09/01 |
JAN | 9784122021471 |
- コミック
- 中央公論新社
女帝エカテリーナ(中公文庫版)(3)
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女帝エカテリーナ(中公文庫版)(3)
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
英邁な君主も、老いに勝つのは難しいのですね。なんか、唐の玄宗を思い出しますね。もし80歳くらいまで生きて、ナポレオンと対決してたらどうなったでしょうね。 大黒屋光太夫には、優しい配慮をしてくれました。
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かわいそうなアレクサンドルが、エカテリーナ二世の死後にどうなったか気になってググってみた。 エカテリーナ二世が望んだように、父親を押しのけて自分が皇帝になれば、父親に殺されると怖れていたが、結局はクーデターによって父親であるパーヴェル一世が殺されたのちに、アレクサンドル一世として...
かわいそうなアレクサンドルが、エカテリーナ二世の死後にどうなったか気になってググってみた。 エカテリーナ二世が望んだように、父親を押しのけて自分が皇帝になれば、父親に殺されると怖れていたが、結局はクーデターによって父親であるパーヴェル一世が殺されたのちに、アレクサンドル一世として王位につくことになったそうだ。 ナポレオン・ボナパルトとも関りがあったようだから、「皇帝ナポレオン」にも出てきそう。 エカテリーナ二世ほど長生きはせず、50になる前にアレクサンドルは死んだけれど、エカテリーナのように自由主義思想は捨てて強権的な政治を行うようになっていった。
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2015年7月14日読了。ロシアの専制君主となったエカテリーナの老いと死。「啓蒙専制君主」という言葉をちゃんと理解したのはこの本を読んではじめてのことだが、選挙で国民に選出されたわけでもないのに国の頭首として国民に慕われながら彼らを導き、諸外国とも渡り合いながら自国の文化を育てる...
2015年7月14日読了。ロシアの専制君主となったエカテリーナの老いと死。「啓蒙専制君主」という言葉をちゃんと理解したのはこの本を読んではじめてのことだが、選挙で国民に選出されたわけでもないのに国の頭首として国民に慕われながら彼らを導き、諸外国とも渡り合いながら自国の文化を育てるなどということは、知識・教養はもちろん、人間的魅力に体力、何より強烈な信念やエゴと、あとときには逃避できる逃げ場のようなもの(エカテリーナの場合は、若い恋人)が必要なのだろうなあ…。そんな専制君主も跡継ぎを巡っては頭を悩ませ、周囲の甘言に乗って判断を誤ってしまうのはさびしいこと。
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