商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1995/02/01 |
JAN | 9784122022584 |
- コミック
- 中央公論新社
エースをねらえ!(中公文庫版)(10)
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エースをねらえ!(中公文庫版)(10)
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宗方の死により奈落の底に突き落とされたひろみは、哀しみのあまりラケットを握ることすらできなくなってしまう。 周囲が心配するなか、亡き宗方の親友であり、かつてダブルスのペアであった桂大悟がひろみをしばらく寺で預かりたいと、ひろみの両親に申し出る。 コーチのことばを思い出して泣...
宗方の死により奈落の底に突き落とされたひろみは、哀しみのあまりラケットを握ることすらできなくなってしまう。 周囲が心配するなか、亡き宗方の親友であり、かつてダブルスのペアであった桂大悟がひろみをしばらく寺で預かりたいと、ひろみの両親に申し出る。 コーチのことばを思い出して泣きくずれるひろみを見ていると、僕もちょっと泣きそうになった。 桂大悟がひろみの父をよびだし、こんなことを言った。 「大した苦しみもないかわりに大した喜びもなく 大した努力もしないかわりに大した成果もえられず ぬるま湯につかったように生きて死んでゆく人間が多い中で 慟哭をあじわえる人間は幸福(しあわせ)なのだと!」 この漫画、宗方コーチや大悟の発することばが本当に深くて、重みがあるとあらためて思う。 寺につれてきたひろみに、いきなりバケツの水をぶっかけたのはびっくりした! 大悟から仁の形見のラケットをうけとったひろみは、すべてをしょってふたたびコートに立った! この桂大悟という男、瞳が澄んでいて、ことばに深みがあって、それでいて闊達でもある。 今までに出てきた登場人物の中でいちばん好きだな。 「『人生は旅だ』ってのはほんとだよ 道をあるいてくようなもんさ だれのあるく道にも 登り坂があったり下り坂があったり ジャリがあったり花が咲いてたりするのさ こわいのは別れ道だよ なおこわいのは 大きな別れ道しかめぐってこない運命の人間とかかわることだよ あの岡ひろみはまさにそういう運命の人間なんだよ!」 (桂大悟)
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エースは、前期はよかったけど、後期は色々広げすぎちゃって、収集ついてないとこもあったりだけど、基本的には楽しい。ひろみと藤堂さんもカップルになってよかったー。 千葉さんの詩人なとこが良い(笑)
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