商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 1995/06/17 |
| JAN | 9784091910097 |
- コミック
- 小学館
きつねのよめいり(文庫版)
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きつねのよめいり(文庫版)
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
デビュー作の『ちょっと不思議な下宿人』などショートストーリーを13作集めたもの。 昔の漫画家さんって、少ないページでしっかりと物語を紡げる人が多いよね。 だから、長編になっても飽きさせずに小さなヤマをつくりながら、大きな流れで話を進められるのかな…。 いろいろと時代を感じた...
デビュー作の『ちょっと不思議な下宿人』などショートストーリーを13作集めたもの。 昔の漫画家さんって、少ないページでしっかりと物語を紡げる人が多いよね。 だから、長編になっても飽きさせずに小さなヤマをつくりながら、大きな流れで話を進められるのかな…。 いろいろと時代を感じた物語でもありました。 学園闘争とか、我が家の女性陣も知らない時代だもんな~(笑)
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「ぼくは前から自分自身がとてもみじめでみにくい生き物だと思っていました だからいつも別なものになりたかった」 「役に立つとか立たないとかって それいったいなんなんです? お願いだからそんなふうに言わないでください あんまり悲しいじゃないですか」 (十三荘奇談)
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学生時代だったろうか、吉田秋生著作集『十三夜荘奇談』を読んで心に残ったのが、「風の歌うたい」と「十三夜荘奇談」の2編だった。女郎蜘蛛の下に飛び込んできた小汚いちび毛虫、2匹の奇妙な共同生活が始まり、やがてちび毛虫は見事な成虫となり旅立っていく。生命の連鎖と意味について考えさせられ...
学生時代だったろうか、吉田秋生著作集『十三夜荘奇談』を読んで心に残ったのが、「風の歌うたい」と「十三夜荘奇談」の2編だった。女郎蜘蛛の下に飛び込んできた小汚いちび毛虫、2匹の奇妙な共同生活が始まり、やがてちび毛虫は見事な成虫となり旅立っていく。生命の連鎖と意味について考えさせられる味わい深い「風の歌うたい」。突然人間になって現れたゴキブリと住人とのやはり奇妙な共同生活を通じて、人間の心の機微を映し出す「十三夜荘奇談」。いずれも短編ながらユーモアと情感に溢れた作品である。著作集は現在品切れで入手困難だが、両編ともこの小学館文庫に収められている。
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