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陽だまりの樹(小学館文庫版)(8) 小学館文庫
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陽だまりの樹(小学館文庫版)(8) 小学館文庫

手塚治虫(著者)

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陽だまりの樹(小学館文庫版)(8) 小学館文庫

639

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1995/06/17
JAN 9784091920584

陽だまりの樹(小学館文庫版)(8)

¥639

商品レビュー

4.6

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2021/10/05
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万延の章 「吹きすさぶ嵐」   安政六年吉田松陰斬首、水戸家老阿島帯刀切腹。   十月七日橋本左内斬首。   翌日、元麻布善福寺東院のおせきに良庵は会いに行く。   おせきには万次郎が生きていると打ち明ける。   多摩屋成吉、大店の跡継ぎでおせきを気に入ってる。   実は成吉は養子で、大旦那を辻斬りで殺させてる。   親殺し。その辻斬りは丑久保。   次の依頼は善福寺の和尚。   おせきを自分のものにしたいがためのゲスな考え。 「咸臨丸出発」   万延元年横浜港で、ポウハタン号と供に渡米使節団がサンフランシスコへ向かう。   良庵、おつねと供に福沢等を見送る。    「万延元年三月」   万次郎は水戸の山奥で平助に剣の修行をつける。   江戸に戻り船から磯貝邸に向かう。   地下通路はそのまま。万次郎は籠城。平助は出入りを探る。   三月二日夜、井伊を倒すための会合を盗み聞きする女がいる。   品川を出て、六つに愛宕神社へ集合予定で話は進む。   平助は万次郎に磯貝が動くと聞く。   磯貝は井伊の邸に行きたいが、平助が吹き矢で馬を倒して、万次郎と対峙させる。   斬ってしまった万次郎、良庵の元へ平助と磯貝を運ぶ。   三月三日、テロ成功。井伊掃部の首を打ち取る。   それを聞いた磯貝は一命をとりとめたが自害。   井伊大老の首はあちこち周りようやく体と対面。   老中からは病死として扱われる。   自主をして皆、切腹。大阪に居た高橋多一郎もまた切腹した。   それから二年、長野主勝を斬首。井伊の最後だ。    「丑三つ時の決闘」   鉄(山岡鉄太郎)さんの家に宇保野要蔵という老中の安藤対馬守による使者がやって来る。   小姓組見習いとして再度お城へ上がる。   ヒュースケンがハリスの元を去ったという。   どこに潜んでいるか分かるが、使者と会おうともしない。   万次郎に説得してもらいたいとの旨。   万次郎は会いに行く。   ヒュスが21歳の時にハリスに同行、今27歳。   彼の要望は日本人と恋愛したいだった。   一晩中話して、布団に入って…その時お吉がヒュスを襲いに来る。   万次郎は見逃して、事無きを得たが…   アメリカ領事館はおせきのいる寺。   ハリスに会いに、ヒュスと仲直りを執成す万次郎。   多摩屋の倅は未だおせきを諦めてなかった。   おせきは万次郎に今すぐここから連れ出して欲しいと。   一杯やって万次郎胸騒ぎを覚えて寺に戻る。   と、警護の者が倒れている。一刀両断。   賊だと知り、切り込む万次郎。丑久保が居た。   万次郎跡を追う。落とし物のでんでん太鼓を渡しに。   戸を開けた先にお品が居た。   万次郎は知らない。お品が万次郎を好いていた事を。   未だに捨てきれないことも。   万次郎家は引っ越し。百石の召し抱え。    「ヒュースケン帰る」   ヒュスはハリスの元へ帰る。   着いてすぐおせきを見初める。   馬での遠乗り、我儘。少しばかり行き過ぎだが。   その夜、ヒュスはおせきの部屋に行き挨拶をするが おせきは怖がって抵抗する。   ヒュスはおせきを… 所謂「桜田門外の変」だよね?? 今まで繋がりそこねた事がちょっとずつ繋がり始めた。 取り敢えず、万次郎は武士に戻ったし、家もある。 後は嫁さんだ。 ヒュスのやりたい放題というか、女に目がないというか… 当時の日本でやられたら、そら、目も当てられれない。

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2013/08/28

素晴らしい歴史漫画。人間ドラマ。 明治に生きた男たちの生き様。万二郎と良仙の友情もいい。大きな時代の流れに翻弄された男たちが生き生きと、今ここに描かれる。 「歴史にも書かれねえで死んでいったりっぱな人間がゴマンと居るんだ」

Posted by ブクログ

2013/03/18

登場人物が、生きる、生きる。 いわゆる敵対者の論理のどちらも、具体的には幕府側と倒幕側のどちらもわかるようになっており、さらに男の生き方も描かれている。 対照的なふたりの、どちらも迷い、踏み止まり、後悔し、やけくそに決意し、信念に殉じる。 「馬鹿な男たち」が愛せればこの漫画の勝ち...

登場人物が、生きる、生きる。 いわゆる敵対者の論理のどちらも、具体的には幕府側と倒幕側のどちらもわかるようになっており、さらに男の生き方も描かれている。 対照的なふたりの、どちらも迷い、踏み止まり、後悔し、やけくそに決意し、信念に殉じる。 「馬鹿な男たち」が愛せればこの漫画の勝ちだ。 また手塚治虫の作品はいろいろに描き分けられているが、本格ストーリーの組み立てが凄まじく巧み。 「ブラックジャック」のような一話完結、「火の鳥」のような一冊完結の、それぞれ連作形式よりも、本作や「きりひと讃歌」のような作品のほうがすごい。

Posted by ブクログ

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