商品詳細
| 内容紹介 | //付属品~美装函付 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 1996/11/01 |
| JAN | 9784198605629 |
- コミック
- 徳間書店
風の谷のナウシカ 豪華装丁本(下)
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風の谷のナウシカ 豪華装丁本(下)
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商品レビュー
4.6
13件のお客様レビュー
上巻に劣らず最後までハラハラさせられ、またより哲学性を増した下巻、圧倒的だった。圧巻。 蟲の大移動(大海嘯)、粘菌の増殖、戦争、そして巨神兵の復活と、いったいどういう結末になるのか最後まで読めず、重厚ながら一気に読み進めた。 高い文明を持った過去の天才達が、長い時代守り続け、遺...
上巻に劣らず最後までハラハラさせられ、またより哲学性を増した下巻、圧倒的だった。圧巻。 蟲の大移動(大海嘯)、粘菌の増殖、戦争、そして巨神兵の復活と、いったいどういう結末になるのか最後まで読めず、重厚ながら一気に読み進めた。 高い文明を持った過去の天才達が、長い時代守り続け、遺してきた光の道を消すことを、果たして自分だったら行動で以て示せるのかと自問すると、到底ナウシカのように決断できまいと思う。「清濁併せ吞んで自分達で責任を負いながら切り開いていく」という選択肢を取る、潔さ。 人の、世界の、いいところも悪いところも両方をその肩に抱えられるナウシカだからこそであろうし、種や民族、身分を問わず彼女を慕い、応援できるほどの芯のある心性を持っている彼女ならではだろう。 環境問題において。政治において。あるいはさらに卑近な、仕事や家庭において。 そこまでの責任と愛を、逃げずに抱えられるような人にならねばと、身を引き締めさせる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この話を作るところまでは他の方にもできるかもしれないと思いますけど、この世界観をゼロから構築するというのはただごとではないと思います。あと…当たり前のことを言うようですけど、恐ろしく絵がうまい。宮崎駿氏、改めてすごい。子供の頃に宮崎アニメをリアルタイムで観られたのはすごく運のいいことでした。 この作品を完全に理解できたかと言えば怪しいですけど、数年置いてまた読み返したい。当たり障りない感想になりますけど、チヤルカとチククが死ななくてよかった!
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(上巻より承前) ヴォリューム自体が違いすぎるので比較しても仕方がないのだが、物語の豊かさと広がり、SF的設定の複雑さでは、圧倒的に原作の方が上。途中であまりにもスピリチュアルな要素が前面に出てくるのはいただけないが、これだけ広げまくった風呂敷を、大SFとしてまとめあげた力業は...
(上巻より承前) ヴォリューム自体が違いすぎるので比較しても仕方がないのだが、物語の豊かさと広がり、SF的設定の複雑さでは、圧倒的に原作の方が上。途中であまりにもスピリチュアルな要素が前面に出てくるのはいただけないが、これだけ広げまくった風呂敷を、大SFとしてまとめあげた力業は凄いものだ。 終盤に明かされる秘密は『宇宙戦艦ヤマト』の小説版を思わせるものがあり、映画とはまったく違うキャラで登場する巨神兵は『アイアンジャイアント』そのもの。そして最終的な物語の着地点は『もののけ姫』に通じるところがあり、あの作品がナウシカのリブートだったことがさらに明白になる。 そして宮崎駿は、良く言えば、この原作漫画で言いたいことを全て言い切っている。悪く言えば、この原作漫画で全てのネタを全て出し尽くしている。この原作が完結したのが1994年。そのエッセンスをアニメとしてリブートした『もののけ姫』が1997年。物語作家としての宮崎駿は、もうそこで完全に終わっているわけで、それ以降の彼の作品に私がほとんど心惹かれない理由がよく分かった。 もしナウシカをまた劇場映画化するなら(その価値はありすぎるほどある)、昭和のアニメの続編などではなく、この原作全体をうまく脚色して、それぞれ2時間強の作品の前後編としてまとめてもらいたいものだ。同時にNetflixでの完全映像化も期待したい。私が生きている内に実現するかな〜。 これだけ長く、本として分厚く重いと(笑)、そう簡単に読み返せる代物ではないが、本当に引退したらまたじっくり読み返すとしよう。いずれにせよ私が死ぬまで家に鎮座することは間違い無い。この2日間、映画と原作漫画、両方にわたってナウシカワールドを堪能させていただきました。 それにしても伊達に豪華本を名乗っているわけではない。20年以上寝かしておいたのに、紙の変色等が微塵も無い。あの雑誌みたいな普通の版では、こうはいくまい。値段は5800円(消費税3%込み)×2と高いが、1997年の印刷で微塵も劣化が見られないのだから、余裕で50年以上はもつだろう。陽の当たるところに置いたりしなければ、多分100年後でも問題ない。私の死後も、誰かがこれを美本のまま読んでくれるかと思うと、ロマンを感じる。
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