商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1996/06/19 |
JAN | 9784122026384 |
- コミック
- 中央公論新社
まんが道(文庫版)(2)
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まんが道(文庫版)(2)
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
進路を決める高3。2人は相変わらず、マンガ書きに熱中。上京のための資金稼ぎに、大人向け雑誌への投稿。勝ち抜くために合作を決める。ペンネームは憧れのあの人に因んだもの。3学期。漫画家にまっしぐらの決意が固い才野。叔父の勧める新聞社に揺れる満賀。…高校3年生というのは大きな岐路に立た...
進路を決める高3。2人は相変わらず、マンガ書きに熱中。上京のための資金稼ぎに、大人向け雑誌への投稿。勝ち抜くために合作を決める。ペンネームは憧れのあの人に因んだもの。3学期。漫画家にまっしぐらの決意が固い才野。叔父の勧める新聞社に揺れる満賀。…高校3年生というのは大きな岐路に立たされる1年である。進学か就職か、どこの大学か、どんな職業か、故郷を離れるか、留まるか。卒業があり、別れもある。後から思い起こす時、青春の青さのピークがここにある。過ぎた後、人生の景色は大きく変わる…次巻へ。物語はその先に行く。
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どこまでが事実で どこまでが創作なのかはわからないけど 別にどこまででも良くて ただ面白いなぁと思って読めるのが良い。 もしF先生が「まんが道」を描いたら どんな雰囲気になったのかなぁと想像しながらも A先生のエンタテインメントが楽しいのです。 少しずつ時間が流れていきながら 成長し 一作一作積み上げていく。
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本書のような自叙伝は、本当に注意して読まないと全てを誤読する可能性がある。作者は作劇のためできる限り自分自身を卑下して描く。いわずもがな読者に共感を与えるためだ。 だが、ぼくたちが安易に共感できるような人間ではないことは、説明せずとも自明である。 実際にバンバン賞を取っていく「足...
本書のような自叙伝は、本当に注意して読まないと全てを誤読する可能性がある。作者は作劇のためできる限り自分自身を卑下して描く。いわずもがな読者に共感を与えるためだ。 だが、ぼくたちが安易に共感できるような人間ではないことは、説明せずとも自明である。 実際にバンバン賞を取っていく「足塚」は、才野だけでなく満賀も同様の才人であることを表している。 こういう類の自叙伝は、共感をベースに読み進めてはいけない。 天才が世に出るまでの軌跡として読んでいくべきなのである。
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