家栽の人(文庫版)(2) 小学館文庫

魚戸おさむ(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2003/03/15
• JAN: 9784091927224

商品レビュー

2025/02/08

当たり前の話だけど裁判というのは世界の秩序を維持するために存在するので、生きている方（加害者）と死んだ方（被害者）がいたら世界の存在している生きている方に寄り添うんだよな。生きいる方は社会に参加する方法があるが、死んだ方には社会に参加する方法がないし。『ヒメリンゴ』の話は父親がクソだよな。息子は後を継ぐのを嫌がったのに縋り付いて他の道を諦めさせくせにまるで自分は何もしていないのにと被害者みたいなツラをしてやがるぜ。

2018/08/16

こんな裁判官はいないかもしれないけれど、人間味のある裁判官は意外と多いので、あながち非現実的でもないのかな。

2013/07/28

丁度、現代の裁判制度についての大学向けテキストにこの作品が紹介されているのを発見した。本当の家庭裁判所判事はこれほどの時間のゆとりは無いらしい。
裁判官の人事異動についても一定の知識を得ることができた。