商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2002/02/01 |
JAN | 9784091913944 |
- コミック
- 小学館
恋愛的瞬間(文庫版)(1)
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恋愛的瞬間(文庫版)(1)
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商品レビュー
4.2
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1/9 再読 大学のカウンセラーである恋愛心理を専門とする森依(もりえ)先生が、訪問してくる様々な人の恋愛に関する相談を受ける話。 未だに、恋愛感情って一体何なんだ…と創作物を読むたびに首を傾げているタイプの人間なので、結局人それぞれで、第三者から見て妙に思うものでも、周りを害せずに二人で成り立っているなら構わないんだなと色々な相談を読んで思った。他者があって自分があるので、恋愛をすると必然的に自分と他者について深く考えるようになるのが面白い、それが言語化されているので興味深く読める。恋をするのは人が言うほど当たり前のことではなく、だからこそ映画やTVに恋愛物が多い、多くは“はずだ”や“つもり”で幸福になっている、という話は納得。
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<うーん すばらしい…! 思った以上の歯ごたえ!!> 男の子になりながら、女の子になりながら、ヒトの深層心理を大胆にめくり上げてゆく。絵も可愛らしい。第4話「大胆不敵な男」の、舞台劇のような構成が面白かった。
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「人は幸福になる義務がある。」 これは、とてもいい言葉だ。 森依のいう「恋愛的瞬間」というのは、今ひとつよくわからないけど、恋愛そのものではなくて、その刹那、刹那に幸福感があるというのなら、なんとなく理解できる気がします。 結局、人が納得する形が「しあわせ」ではなくて、自分...
「人は幸福になる義務がある。」 これは、とてもいい言葉だ。 森依のいう「恋愛的瞬間」というのは、今ひとつよくわからないけど、恋愛そのものではなくて、その刹那、刹那に幸福感があるというのなら、なんとなく理解できる気がします。 結局、人が納得する形が「しあわせ」ではなくて、自分が(または自分たちが)、納得する瞬間が「しあわせ」なわけです。 好きな話は、「螺旋の中に住む」です。 誘拐された女の子の話。実は、わたしのとっては、この話の救いの部分は、付け足しにすぎないのかもしれません。 でも、それでも、物語の終わった後も、こんな風に、物語が続いていったら、幸福かも。 含蓄があるなぁと思ったのは、「恋をしたことがない」かなぁ。
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