商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2005/03/24 |
JAN | 9784062126687 |
- 書籍
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結婚がこわい
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結婚がこわい
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
「就職がこわい」のあとは結婚。著者があとがきでも書いていることですが、編集者のこの依頼には、あまり気乗りはしなかったようです。就職は「とりあえずしてみたら」と言えるが、結婚は個人的な問題だし、自分自身もしていないのだから、なかなかそうは言えない、これが香山さんの本音。ということで...
「就職がこわい」のあとは結婚。著者があとがきでも書いていることですが、編集者のこの依頼には、あまり気乗りはしなかったようです。就職は「とりあえずしてみたら」と言えるが、結婚は個人的な問題だし、自分自身もしていないのだから、なかなかそうは言えない、これが香山さんの本音。ということで、本文を読んでみると、いろいろな人の見解のつぎはぎのようでちょっと歯切れが悪い。そんな中で、香山先生のゼミの学生の話は面白い。一昔前、働く女性は、自分の生活レベルを落としてまで結婚はしたくない、というのが多かったようですが、いまは、働いてしんどい思いをするくらいなら、少々生活レベルが落ちても、結婚してラクがしたい、そんな思いの女子大生が多いのだそうです。結婚してラク?こんなこと言うと2階で寝ている女性が「そんなわけないでしょ」と怒りそうですが・・・。それはともかく、彼女たちにとっての優先順位は、しんどい思いをしてでも自己実現をはかりたいとか、身をていして人のために働くことに生きがいを感じるとか、そんなことより、ラクがしたい、これが一番上のようなのです。そう言えば女性に限らず、職場で責任のある仕事につくより、少々給料が減っても、早く帰れるラクな仕事のほうがいいという人が増えているようです。私もどちらかというとラクしたいという気持ちが強いですが、どうもしんどいほうへしんどいほうへ自分を追い込んでいるような気がします。さて、本書で香山さんが書いていて、私自身も大賛成なことが一つ。それは「自分で自分を食わせる経験を一度はしておいたほうが良い」というものです。一人暮らしをして、自分の収入だけでなんとか食いしのいでいく、男女かかわらず20歳代にはぜひそういう経験をしておいて欲しいものです。結婚相手も、そういう経験のある人がいいと思うけどなあ・・・
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難しかった。結婚だけではなく、女性の生き方や家族との関わりなど、もっと大きな問題を考えさせられた。結婚に対する夢を持てなくなりそう。
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こわいこわい! 痛快!…とか言ってる場合じゃありません。 数的データはすっ飛ばして読ませてもらったけど、あと、国家うんたらのトコはななめ読みだけど、ほんと良かった! 香山氏は、つまるところ結婚を「自立と愛」なんじゃないかなって言ってるけど、私はこの「自立」ってのがクセ者なんだと思...
こわいこわい! 痛快!…とか言ってる場合じゃありません。 数的データはすっ飛ばして読ませてもらったけど、あと、国家うんたらのトコはななめ読みだけど、ほんと良かった! 香山氏は、つまるところ結婚を「自立と愛」なんじゃないかなって言ってるけど、私はこの「自立」ってのがクセ者なんだと思う。 そもそも自立しないと一人の人間として他人を愛することはできないと思うんよね。 でも、何をもって「自立」とするのか。 それもムツカシイ。 こりゃ大変な問題だ! 「生存・依存・保存」の結婚3類型とか、良かった。2章が良かったな。私の興味はここら辺だね。
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