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酒中日記 中公文庫
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酒中日記 中公文庫

吉行淳之介(編者)

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酒中日記 中公文庫

838

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/
発売年月日 2005/03/25
JAN 9784122045071

酒中日記

¥838

商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2023/10/13

お酒が好きなのか嫌いなのかか、飲んでいるのか飲まれてるのか、いろいろな方がいるので見ている分には楽しい。

Posted by ブクログ

2021/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 吉行淳之介(1924~1994)編「酒中日記」、2005.3発行。酒にまつわる文士32人のエッセイ集です。未読の作家、結構多かったです。服を脱がそうとするホステス達と格闘する吉行淳之介、男に逃げられ毎晩やけ酒を飲んでる噂の瀬戸内晴美、奈良漬屋の前を横切っただけでフラフラになる宮尾登美子、などなど。酒の話は自分が自分流に楽しめばいいのであって、人に聞かせるものではないと、あらためて感じましたw。 

Posted by ブクログ

2017/02/24

作家がまだまだ文士然としていた時代。日暮れとなるや集魚灯に誘われるかのようにネオン街に繰り出し、酒をはさんで談論風発。2軒3軒とはしご酒。午前様にご帰還。そして翌朝は決まってひどい二日酔い…。32名の作家が自身の酔態を赤裸々に語るリレー形式の日記風エッセイ。 トップバッターは本...

作家がまだまだ文士然としていた時代。日暮れとなるや集魚灯に誘われるかのようにネオン街に繰り出し、酒をはさんで談論風発。2軒3軒とはしご酒。午前様にご帰還。そして翌朝は決まってひどい二日酔い…。32名の作家が自身の酔態を赤裸々に語るリレー形式の日記風エッセイ。 トップバッターは本書の編者である吉行淳之介。昭和41年、42歳の時。トリは吉村昭。昭和63年、61歳の日記で終わる。 【吉行淳之介のえげつない二日酔い】 神田神保町のうなぎ屋から飲みはじめ、仕事場のある山の上ホテルに戻るまで6軒のハシゴ酒。翌日にはこんな強烈な二日酔を経験したことがないと呻く。 【山田風太郎の迷言】 酒を鯨飲し、したたかに酩酊。寒風の中を徘徊。それが原因で血尿たらたら。そんな事は一向も解さず徹夜で麻雀。「麻雀は血尿をシタタラせつつやるに限る」と! 【野坂昭如の酒の肴は「五木寛之」】 飛ぶ鳥を落とす勢いの五木寛之をこき下ろしながら、飲む酒は極上だったような。 【開高健はあくまでもコピーライター】 ウイスキーを飲みつつ文章を書くのはむつかしい。酔って酔わず、醒めて醒めずという状態をコンスタントに保つのがむつかしい。 直木賞受賞前夜から当夜までのドキュメンタルな記述も面白い。田中小実昌・阿刀田高・山田詠美の日記には、ドキドキ感と受賞後の狂乱が昔も今も変わらないことがうかがえ、様々な文学賞あれど直木賞・芥川賞が別格であることを再認識。 当時の作家たちは文壇バーがあることもあって、とにかく銀座がお好き。それと、友人の作家宅での家飲みに昼酒、飲んでいる酒場に呼び寄せたり、酒場でブラックジャックに興じるなど、古き佳き昭和の長閑さを文士の酔態で知れる甘露な本です。

Posted by ブクログ

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