商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2005/04/25 |
JAN | 9784062128926 |
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
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優しい話に思えた。 いつもの五条さんのシビアさがマイルドになった感じ。一見、過去を振り返る優しい作品に思えるけど、そのまま受け止めていいのか迷う。 みんなの太陽の最後。帰国後の彼の中では日常は明るい話だったのかもしれない。ただ婦人の中では復讐ドラマだったんだなと互いの意識の違いを思い知った感じ。人間臭い終り方だなとも思う。 主役3人ともみんな危ない橋を渡っているのに捕まらないとか、そういうものなのか。運?
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地底に咲く花と東の果てが良かった。 「~あの穴を埋めるときに球根も一緒に埋めて!」 「青い花にして。地上にはない色がいいわ!約束よ。忘れないで」 「東の果てにはいろいろなものがあった。見たことも聞いたこともない物で溢れていた。~でも俺は幸運だった。東の果てで俺の兄弟にあったんだ。大切な大切な兄弟に」 心に残る言葉がこの小説にはあった。 作品の紹介 ようこそ、密航天国へ。 同居しながら建設現場を渡り歩く金満、安二、アキム。どこにでもいそうなダメ男3人は、過去にある大きな秘密を抱えていた。 貴様らが浮かれている間に、この国にはどんどん違う民族が入ってきて、生活基盤を築いていくんだ。これが、本当の国際化ってやつだ。せいぜい、いまを楽しむがいい。2000年になってこの国がどんなふうに変わるのかなんて、誰も予測できないんだからな。<「1999年12月 上陸」より>
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あいかわらず、ありそうな話を書いてくれますね。毎日平凡で平和な私の生活とは違う、でも、こういう人たちもいるんじゃないかな。っていう世界観。 私の中ではグレーもしくはアスファルト色のイメージの五條瑛さんの本。一気に読みました。
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