- 新品
- 書籍
- 児童書
魔法人形 文庫版 少年探偵第17巻
660円
獲得ポイント6P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2005/02/01 |
JAN | 9784591084281 |
- 書籍
- 児童書
魔法人形
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
魔法人形
¥660
在庫なし
商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
小学校の図書室で読んでハマった少年探偵シリーズ。 不気味な表紙とタイトルに惹かれ…特に魔法人形は大好きすぎて何回も読んでる、小林くん大好きだわ。 私の人形好きはこれから始まった気がしなくもない。 因みに小学校の教室でこれ読んでたら、クラスメイトの男子に怯えた目で見られた挙句逃...
小学校の図書室で読んでハマった少年探偵シリーズ。 不気味な表紙とタイトルに惹かれ…特に魔法人形は大好きすぎて何回も読んでる、小林くん大好きだわ。 私の人形好きはこれから始まった気がしなくもない。 因みに小学校の教室でこれ読んでたら、クラスメイトの男子に怯えた目で見られた挙句逃げられた、失礼な。
Posted by
江戸川乱歩が書いた「魔法人形」は、児童小説の「少年探偵団」シリーズのひとつです。この小説に出てくる少年探偵団は、名探偵明智小五郎の弟子である小林少年(小林芳雄)を団長とした探偵団です。少年探偵団シリーズの多くは少年向けの雑誌で連載されていましたが、「魔法人形」は少女向け雑誌の「少...
江戸川乱歩が書いた「魔法人形」は、児童小説の「少年探偵団」シリーズのひとつです。この小説に出てくる少年探偵団は、名探偵明智小五郎の弟子である小林少年(小林芳雄)を団長とした探偵団です。少年探偵団シリーズの多くは少年向けの雑誌で連載されていましたが、「魔法人形」は少女向け雑誌の「少女クラブ」で連載されました。そのこともあってか、この作品では女の子にとって身近なものである「人形」がテーマになっていて、小林少年だけではなく、明智小五郎の姪であるマユミ(花崎マユミ)も活躍しています。 この小説の良いところは、児童小説でありながら、大人が読んでも不気味でゾッとするような描写が多いので、大人でも楽しむことができるところです。小さい頃の自分と重ねながら、登場人物の気持ちになって読むことができます。
Posted by
マユミさんがどんどん活発になっていく…誰か彼女を止めてあげて……。 ポケット小僧がマユミさんを慕っているのが微笑ましいです。 紅子人形とユリ子は同一人物なのでしょうが、手や顔を人形のように模していた方法など詳しく書いてくれたらよかったな。 戦後、親や家族を失った身寄りのない子ど...
マユミさんがどんどん活発になっていく…誰か彼女を止めてあげて……。 ポケット小僧がマユミさんを慕っているのが微笑ましいです。 紅子人形とユリ子は同一人物なのでしょうが、手や顔を人形のように模していた方法など詳しく書いてくれたらよかったな。 戦後、親や家族を失った身寄りのない子どもたちがたくさんいたということを学校では簡単な文章で習うのみで、実際どのような暮らしをしていたのか、どのような人生を送ったのかよく知らないでいます。 少年探偵団シリーズにはそのような子どもたち、文中ではチンピラ隊と呼んでいる、がたびたび登場します。 チンピラ隊が登場するたび、この子たちの存在をどのように捉えれば良いのか少し考えてしまいます。 当時、子どもたちに大人気あったであろうこのシリーズに登場するということは、それだけたくさん存在したのだろうと思いますが、同年代の子どもや社会はその存在を、またチンピラ隊のことをどのように受け止めていたのだろう?と思います。 いずれにせよ、乱歩がそのような子どもたちの存在を無視せず、心強い協力者として、時には小林君以上の活躍をするキャラクターとして描いていることから、彼が身の上で分け隔てることなく、子どもという存在を温かい目で見ていたのかな?と感じています。
Posted by