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ワイド版 街道をゆく(2) 韓のくに紀行
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ワイド版 街道をゆく(2) 韓のくに紀行

司馬遼太郎(著者)

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ワイド版 街道をゆく(2) 韓のくに紀行

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商品詳細

内容紹介 内容:加羅の旅. 新羅の旅. 百済の旅
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2005/02/28
JAN 9784022501028

ワイド版 街道をゆく(2)

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商品レビュー

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2023/07/21

 朝鮮半島というと反日、嫌韓という前提で書かれがちとなるが、本書は筆者が現地を歩きながら筆者の目を通したリアルな韓国の姿が書かれている。隣国民族に対して敬意を持った視線で書かれており、最近の傾向からするとやや韓国寄りと感じなくもないが、筆者の目を通した実体験で、反日も含めたリアル...

 朝鮮半島というと反日、嫌韓という前提で書かれがちとなるが、本書は筆者が現地を歩きながら筆者の目を通したリアルな韓国の姿が書かれている。隣国民族に対して敬意を持った視線で書かれており、最近の傾向からするとやや韓国寄りと感じなくもないが、筆者の目を通した実体験で、反日も含めたリアルな韓国の空気感が伝わった。  武士社会という日本の競争社会は、社会の階層固定を望む儒教本位のアジア諸国と相入れないことは、新たな発見であった。またネガティブが前提の先入観ではなく、肌感覚としての儒教を理解出来た。  自分自身は、最近の韓国の態度や行いに対して、ポジティブな感情を持っていないが、歴史として朝鮮は日本の先輩であり、批判するのみではなく認めるべきは認めるべきと感じた。

Posted by ブクログ

2016/01/20

面白い内容でした。高句麗・新羅・百済の朝鮮の三国時代と倭との関係。任那と倭との関係。渡来人。とその氏族。 それぞれ興味のわく内容でした。またその関連する土地 をめぐる紀行も面白く読めました。

Posted by ブクログ

2012/12/03

1972年の単行本の再版(ワイド版)。司馬遼太郎が各地の「街道」を歩きながら、風俗や歴史・文化について語るエッセイ集。週間朝日への連載エッセイが基になっている。全43巻のうち、本書2巻には「加羅の旅」「新羅の旅」「百済の旅」の3部を収録しており、韓国の街道を歩きながら、韓国・北朝...

1972年の単行本の再版(ワイド版)。司馬遼太郎が各地の「街道」を歩きながら、風俗や歴史・文化について語るエッセイ集。週間朝日への連載エッセイが基になっている。全43巻のうち、本書2巻には「加羅の旅」「新羅の旅」「百済の旅」の3部を収録しており、韓国の街道を歩きながら、韓国・北朝鮮・中国、そして日本への、著者の想いが語られる。なお、1971~1972年の連載のため、当時の朝鮮半島情勢を考慮して読む必要がある。また、発表当時どうだったかは知らないが、述べられている歴史観・国家観や情勢分析は、現在でも色々と議論を巻き起こしそうな内容ではある。

Posted by ブクログ

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