国際開発論

斎藤文彦(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本評論社
• 発売年月日: 2005/04/30
• JAN: 9784535553194

商品レビュー

2012/12/18

国際協力といった分野に関心がある人は広範な諸問題をエンパワーメントを重視して述べてあるため読んでおくとためになると思われる。私の関心がある環境分野では途上国と我々のような国とでは求められる支援が違ったり、開発倫理にかかわってくるような視座があり、おもしろかった。これからそういった視点も取り入れながらこういった学問も深めたい。

2011/10/01

環境、人口、ジェンダーは３つの課題はそれぞれが互いに関係しあっている。
ミレニアム開発目標は人口増加を重要な問題と認識しているが、人口率を現在の半分に減らすといった数値目標を直接には掲げていない。

2005/08/24

英語のレポートで途上国での教育について材料を探していた矢先、偶然大学のブックセンターで発見し、そく購入した一冊。途上国の貧困解決には経済成長も必要だが、それ以上に社会開発の重要性を実感しました。そして、開発倫理学という新しい学問領域も知ることもできたし、改めてエンパワーメントの必要性も知れた。個人が自信を持てなかった事にそれまで以上に自信を持てるようになり、その個人が地域社会への活性化の一翼を担っていく。つまり個人の自信が地域社会の活性化に繋がっていく。この重層性が大切であることを学びました。