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三国志演義(7) ちくま文庫
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三国志演義(7) ちくま文庫

井波律子(訳者)

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三国志演義(7) ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:第103回-第120回
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2003/04/09
JAN 9784480037374

三国志演義(7)

¥990

商品レビュー

5

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2010/05/28

中国四大奇書の1つ、…

中国四大奇書の1つ、羅貫中の「三国志演義」。文章も吉川英治とは違い、古文っぽいです。これを読まずして三国志は語れません。必読です。

文庫OFF

2011/09/12

衰退と頽廃。彼らが守りたかった義は脆く崩れてしまった。 最後に何が残存したか――何も残らなかった。魏も蜀も呉も。 死して屍拾うものなし。脳震盪のように興り滅亡したのだった。 しかし国は消えてなくなったけれど一つの物語が生まれ伝わった。 それがこの「三国志演義」という作品で...

衰退と頽廃。彼らが守りたかった義は脆く崩れてしまった。 最後に何が残存したか――何も残らなかった。魏も蜀も呉も。 死して屍拾うものなし。脳震盪のように興り滅亡したのだった。 しかし国は消えてなくなったけれど一つの物語が生まれ伝わった。 それがこの「三国志演義」という作品であるのだ。 有象無象も巻き込んだ一大クロニクルは――宇宙を収斂する。 続くのだ。今に至る道を。消滅した男のロマンと忠義と一緒に。 決して虚無ではなかった。ただの擾乱ではなかった。 嗚呼!自らの誓いに殉じた者らよ!天で我らのことを蔑みたまえ。 嘲笑するほどの世界になり果てたこの地球の国々を罵りたまえ。 人間はいまでも戦い続けている、自分の欲望のために。 2000年経ってもわかりえない人類を嗤いたまえ。嗚呼!

Posted by ブクログ

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