- 新品
- 書籍
- 書籍
零点状況 ハンセン病患者闘いの物語
1,650円
獲得ポイント15P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文芸社/ |
発売年月日 | 2003/04/15 |
JAN | 9784835551395 |
- 書籍
- 書籍
零点状況
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
零点状況
¥1,650
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
ハンセン病(本書ではらい病)に対する国が行った施策に対する怒りが渦巻いている小説である。 山小屋に住んでいる「らい病」にかかった人々。 「らい病」に対する国の施策が「正常」であれば、こんな山小屋に住むこともなかっただろう。 それでも、明るく生きているように見える、熊、文と...
ハンセン病(本書ではらい病)に対する国が行った施策に対する怒りが渦巻いている小説である。 山小屋に住んでいる「らい病」にかかった人々。 「らい病」に対する国の施策が「正常」であれば、こんな山小屋に住むこともなかっただろう。 それでも、明るく生きているように見える、熊、文といった登場人物には心を打たれる。 その生き様は、強い。 いや、脆い点もあろう。 だからこそ、神に祈るのだ。 「1パーセントの神を信じる」 名言だと思う。 この小説で衝撃的なのは、序盤、家族のために自殺する「らい病」者である。 らい病である自分が存在するがために、家族が犠牲になるのを阻止する。 差別さえなければ 国の施策が正常であれば そんなことは起こらなかっただろう。 「らい予防法」 この法律が平成まで残っていたというのに驚く。 どうか様々な差別が緩和されていく社会であることを祈る。 2008年02月12日読了
Posted by